正月の苦悩2

「そやねん」
「それで、うちかて何日かふくれててんけどな」
「お父さんにはそれが分れへんねん」
「大人やしいつまでも、ふくれててもいかんと思ってもう言わんかったけど」
「そぅかぁ〜…。」
「そんなんやったら風邪でも引いたて言うとくんやったなぁ…。」

 「そしたら今からでもそう言う事にしてもらえませんか?」
  
「そうしよかぁー…。」
「孫らかてなんで去年より少ないの?てなるしな?」

 「でしょー。子供はそれだけが楽しみですし」

「そんなん金額減ったって理由汲まれへんもんな」

 「そうなんですよ」

「あんたの気持ちよう解るからな」

 
 「実は今うち借金100万あるんです…。」

     しばし沈黙

「何?家のローンの他にか?」

 「はい…。」

「なんでまたぁー?」

 「(私も)パチンコにはまったり私が入院したりで、それも寝れなくて
  個室やったから保険で賄われへんかったんです」
 「その間にパパもパチンコで借金作るし」
 「家がこういう状態だと言わなあかんでってお義父さんにも言われたけど
  言うても内緒でやられるもん、どうしようもないんです」

「それはあの子(パパ)の病気やなぁ」

 「はい。医者も借金してまでギャンブルするのは依存症やって言うてました」
  
「そうかぁ。ほんならさっき言うたように風邪にしとくわな」

 「そちら(夫婦)まで、もめさせて、すみませんでした…。」

「あんたも思いつめたらボテチンやから。もう気にしなや」

  
と電話を置いた

パパにも詳細をメールした

 
パチンコに、はまったことに対する後悔
病気した事の後悔(どうしようもないけど)

こんな思いをするのはもうごめんだと…。

 
少しパパの良心への訴えも含んでしまっている
コントロールである

 
真正面から言っても通じないのに、通じる訳がないだろうね

 
しかし、完全に鬱である
風呂に入れてやらねばならないが動けない
それでもパパはまた遅いので、娘が起きたら頑張ってみよう(起きた)
 
給食、食べられたようなのにお粥しかなくてごめんね
かぁちゃんは食欲ないから、残ったケーキだけ詰め込んだ
もったいないし

 
なんとか動け!この体!