わかっちゃいるけど、やめられない2

何度も書くが
「わかっちゃいるけどやめられない」

のがアディクションである

最初はコントロールしていたつもりでも最初から出来てなかった

若気の至りとごまかした事も多々あった

憂さを晴らす為の行動なんだからして当たり前になっていった

感覚が麻痺してた

処方薬がまさしくそう

昼寝にデパスだもんな…。

二度寝ジアゼパムだったもんな…。

やってる時はほんまに分からんかった

ミーティングに出てなかったら今も分かってないだろう

分かってもひとりではやめられないだろう

それが巧妙にして不可解と言わしめるアディクションそのものだ


酒に対する底つきはAAの書籍「アルコホーリクス・アノニマス」から始まった

そしてAAに行ってみた

ジワジワ底をついた

いやまだ体験中


「金のないやつぁ俺んとこへ来い」
「俺もないけど心配すんな」
「見ろよ青い空、白い雲」
「そのうちなんとかなるだろぉ〜」

だったっけ?

「無責任男」は希望があるなぁ

鬱になりようがないわ

こんな生き方したいと思う

責任を放棄するんじゃなくて大らかにと言う意味で


大好きだった「意地悪婆さん」を演じた青島幸男さんも知らん間にと言うか

私が鬱の間に亡くなってた

テレビも見ずネットも出来てなかったからなぁ


看護長に
「死なんでよかったなぁ。」
「ほんまに死のうと思った事もあるやろ?」

と言われた

直近の2年間の鬱状態の中で何度か飛び降りしようとした

衝動的でもあり計画的でもあった

パパをコントロールする手段でもあった

命懸け

ゲームみたいにリセット出来ないのは分かってるのでできなかったんだけども

酩酊してたら突飛な行動で逝ってたかもしれない

娘の存在は私をかなり支えてくれてると気付けた


大鬱の中クリニックのミーティングには何とか出させて貰ってた
「何もしてないようでも努力はしてたんや」

と言って貰った

また落ちてもこの体験は回復に希望がある事を教えてくれた


診察で基礎講座の受講を申し出た

先生は考え込んで
「すぐに返事しないのは…。」
「人数多いんだよ」

と言いつつスタッフに確認して下さり可能になった

娘の春休みが済んだら

私も新たな一歩を踏み出そう