あぁ、愛しのデパス…!!

寝る前の薬は5月にハルシオンを切って、またデパスだけになっていた
 
段々ミリ数を落としていって0.5mLが1錠だけになった
 
でも、中途覚醒が酷いし寝言は多いしでまた薬を増やしてもらおうかと
 
悩んでもいた
 
けれど中途覚醒はするものの、また眠れる
 
それならばいっそのこと抜いてみようとなった
 
途中、離脱症状らしいものが出て挫けそうだったがなんとか乗り切って
 
寝付くことも出来るし、朝起きた時の疲労感もそんなに感じなくなった
 
 
それでもよく考える
 
愛しのデパスのことを
 
  
このまま薬を明日の診察で返却してしまえば、もう症状が悪化しない限り
 
処方はされない
 
手元に置いておきたい
 
また飲んでふわふわしたい
 
たとえ1錠でも
 
 
ビオフェルミンのようにほんのり甘いので口の中で溶かしてみたこともある
 
返却してしまえばもうコレも出来ない
 
でも、私はいつかクリーンになりたいと思い続けてきた
 
 
寝る前の薬を切るのが一番最後だと思っていたのに奇跡の事態が起きた
 
ここでまた乱用してしまえば、切るのは相当難しくなるだろうし
 
またあのしんどい離脱を体験しないといけない
 
それを思うと明日さよならするのがベストなんだろうな
 
分かっててもデパスが愛しい…。
 
  
私はやっぱり薬物依存者なんだろうな
 
調子がよくてもOD欲求はあるし、味見をしたい欲求もある
 
これはいつか消えるのだろうか?
 
欲求は遠のいてもアルコールと同じで消えてなくなる事は一生ないのかも知れない
 
この欲求ともうまく付き合っていくしかないんだろうな
 
それにはやっぱり仲間に会う事が必要なんだろう
 
いつまで続いてるか分からないけど、生きてる限りは必要な事
 
うーーーん
 
なんか話のスケールがデカイぞ(笑)
 
 
依存症って厄介やし不思議やし難儀な病気やけど、自分の心の動きを
 
客観的に見れた時って結構おもろいかも知れん
 
欲求を満たす為にならほんまに必死になるんやもんな
 
そんだけ必死になることが出来るなら、逆に回復のために必死になることだって
 
出来るんちやうか?って思う
 
でも、長続きさせるにはやっぱボチボチ
 
 
愛しのデパスとの最後の夜に眺めて寝よう