恨み事 3

(続き)


今回書類に私は自分の都合を大袈裟に書いた

いや、大袈裟ではない

本当のことでもある

でも私が間違ってるのは分かってる

父や母の影響はあったかも知れない

あったかも知れないが私がボーダーでアディクションを抱えてるのは

正当化してはいけないことだと思う

結局、私もこの父親と同じことをしてるのだから

福祉の人に哀れみを乞うことで、これ以上父と関わらせるな

と言う脅しでもある

分かってた

でも怒りが抑えられなかった

怒りかな?

悲しみ?

悲しみかも知れない

子供の時から私を助けてくれなかったことについての

父に対する諦めの悲しみ


いつもいつも私は神さまにこうやって試される

元気になった2年前もバイトに行ってた

それから叔父が10年ぶりに躁転した

かなり巻き込まれるも物理的には距離があったので

寝込みはしなかった

けど、パパがまた鬱になった

それでもそんなメンタルなことは会長達には通用しない

私はとうとう暴走した

そして2年間寝込んだ


今回も元気になったのでパートに出た

そしたら叔父が体調を崩した

母のケースワーカーからも連絡が入ってまた面会に行かなきゃの

プレッシャー

そしたら父だ

もう面倒やっちゅうねん

しまいにまたパパが壊れるんちゃうか?と思う

もう巻き込まれるのはごめんだ

私も散々人を振り回して巻き込んでるが、寝込んでなければ

なんとか暮らせる

でもまた鬱に落ちたらとビビる


ただ単に電話や手紙が来ただけなのに、ここまで妄想は膨らむ

看護長にも
「病院から電話はあります」

と言われたが、分かっててももう嫌なのだ

体も心も拒絶してる

私はあいつらの操り人形じゃない!!


皆私を見捨てたくせに

今更なんやねん


あ〜、アカン

また寝過ごすわ

寝よ寝よ