生と死との狭間で

この1週間もいろいろ心の動きはあった
 
鬱から抜けて外の世界へ出たら、人との関わりが否が応でもある
 
わたしは長い間打たれ続けてきたと思う
 
打たれ続けて打たれ強くなったと錯覚した時もあった
 
けれど自分はそんなに強くもなかった
 
主治医にいつも言われるのは、私はファイティングポーズを取り続けている
 
ということ
 
今日も言われた
 
「もうちょっと力を抜いて、ガードを下げてもいいんじやないか?」
 
そう言われた
 
  
自分を大きく見せていないと攻撃される
 
攻撃された時にファイティングポーズを取っていないとガードできず
 
モロに喰らってしまう
 
すぐさま反撃できない
 
それらは恐れからくるものだった
 
長い間打たれ続けて、とうとう砕かれたのはいつだったんだろう?
 
境界線は分からない
 
分からないけど高校生の時には既に身体に異常は現れていた
 
いや、中学生からかも?
 
 
すぐに下痢をするようになった
 
正露丸に依存した
 
錠数が増えていった
 
 
小学生からかも?
 
今思えば自傷行為だった
 
よく足の小指の生爪をはいだり、手の皮をむしって血を出していた
 
 
死にたいと思ったのはいつが始めてだったか?
 
4年生の頃、母が酷い鬱になった
 
その時だったかもしれない
 
5年生でクラス中からシカトされ、4年生のときに親友だった子からはハブられた
 
交換日記にクソみそに書かれても私はそのこに手紙を書いて
 
自分の悪い所は直すから仲直りをしてくれと頼んだ
 
 
よく夜に声を押し殺して枕をぬらして泣いた
 
母に泣いているのがばれないように
 
 
母の突飛な行動が目立つようになってから、真剣に生死を考えるようになった
 
母が死ぬかも知れない場面に何度も遭遇した
 
怖くて悲しくてどうしていいか分からなかった
 
助けて欲しくても祖父母には悪態しかつけない
 
皆から見放されていく
 
母と私と弟の隔離された世界で、その生死をかけた闘いは続いた
 
 
何故こんなに生き辛くなったのか?
 
何故こんなに自己評価が低いのか?
 
 
こんなにしんどいと訴えてもそれでも生きろという
 
でもそれを望んでいたのもまた事実
 
認められたかった
 
私のこの世での存在を