迂回の人生

ACとしての回復の道を知ったのは19歳だった

あれから私はアディクトになりかなり迂回して寄り道した

またACとしての未解決な部分の回復を先月から始めたが

AC仲間には必要ない、アディクションを外す、外し続ける

と言うハンデを背負っていることに気付いた


先ほどミーティングが終わりトイレに行くからと仲間と別れた

会場を出て遠くに仲間の姿が見えたが

タバコを吹いたくてまた寄り道

公園まで行くもいつもはひっそりしてるのに春休みだからか人が多く

結局元の道に戻ってお行儀の悪い

歩きタバコをした

まだ仲間は遠くに見えていた


走って追いかけるには疎外感があり出来なかった

2人とも、昔からの仲間だったのに


途中、道路向かいの歩道を歩こうと立ち止まって

車が行き過ぎるのを待つ

これまた珍しく何台も何台も通った

仲間との距離はどんどん開く

トイレとタバコに迂回して、車と言う妨害が入って

私の人生みたいだと思った

車は母や叔父やパパの病気

トイレやタバコは私の数々のアディクション

仲間と同じには回復出来ないのを痛感する


それでも先にはまだ仲間の姿は見えていて

そしてまた別のグループでは仲間がいて

逆に考えたら私って恵まれてるやん

とも思った

それでも少しの淋しさは私を物悲しくさせる


今日娘は義母んちにお泊まり

楽しんどいで

昨日頼まれたビデオはセットしたから

『「クレヨンしんちゃん 歌うケツだけ爆弾」

ビデオとっといてや〜

忘れたら、帰ってきたらどうなるか

分かってるやろな〜!』

と怒りマークで埋められて、拳の絵も描かれてた

「怒りマーク描きすぎたわ」

と照れてなかなか見せてくれんかったけど

後から見たパパも笑ってた

怖ーよ

あんた(笑)


しかしパパと2人ではつまらんから

クリニックで借りたビデオ見よう

しかし、今凹み気味やからブレへんかが心配…。