ハイエナおばさん 3

(続き)


何か仕事に行くと生活の幅が拡がるからいいと看護長にも言われている

スポンサーも同意見で勧めた

でも、私はこんな時間も好きだし手放したくない

だから今は長く働けないし、働かない

自分に嘘ついたら不満になるもの


仲間二人と話てみて、やっぱり私と同じだった

頑張って頑張ってしまうと

回復すればまた変わるんだろうが

やっぱりやっちゃうのね

なんか安心した

最初に『6割の力で』と忠告をしてくれた仲間も有難いことだったけど

なんか私はまだ近いこういう仲間の『やっちゃうよね』が嬉しい

『しんどいよね〜』って言い合えるから

やっぱり共感って凄い力になっている

随分元気もらった

気持ちはね

体はまだ駄目だ

娘も頭痛

旦那は土日も仕事

それを言い訳に今週も休む

火曜日は参観日で休暇ももらってるし

近場だからミーティングにいこ

体休めた後ならばミーティングも待ち遠しいだろう

今は苦行でしかない

批判的になるばかり

こうやって理由付けしないと休息すら出来なくて

だから言い訳と分かりつつ言い訳

誰に?

自分に


明日はそれに保険屋がまた来るのだ

昼間だけど

それには午前中に片付けて掃除機が必要

保険屋と話に脳みそ使う

人と関わるだけで疲れる

私のキャパはこれがほんとは目一杯

いつもはこれを超えてのミーティング

娘を叱咤激励しながら連れ歩く

よくやってたよね

皆は普通に出来る体力あるから誉めるに価しなくて誰も誉めてくれないが

自分はキャパが狭いとわかったのだ

誉めてあげようではないか

別居中なんか死んでもおかしくないくらいよくやったわ

ミーティング、5日とか行ってたりした時期もあったもんな

まぁ、その後遺症がこうして長引いてるのもあるんだろう

出戻りしてから10ヶ月

普通の人ならもうとっくに忘れるくらい回復だろう

でも私はまだ体が戻らないのだ

あちこち痛いのも婦人病も

やっと認めてやったよ

別居中の動き過ぎ

まだ回復しないこと


しかし

私がこの世でこうして頑張る意味ってあるん?

娘に対してはわかるけど

他はやっぱりわからない