怖い 2

続き


ふと介護の人だかが気がついたら、その歯ブラシでご飯を食べていたらしい

母にそれを言ったら
「あ…。」

と、やっと気がつくとか


テレカで毎週2回、祖母と祖父の妹に電話していたが

これもテレカを入れることが出来なかったりする

看護師さんがダイヤルしないとダメになったらしい


そして今日

昼休みに携帯を確認したら病院からの着信履歴が

留守電の確認も怠るくらい焦ってかける

休養室で気がついたから、部屋から出て襖を閉めて、ロッカーの端っこからかけた

昨夜の夜中に見回りの看護師が気がついたら

ベッドの左側に仰向けで倒れていたとか

意識もあるし、骨も異常ないのかいつも通りの生活は出来ているみたい

レントゲンは撮ったか確認したが、いつも通りの痛みなら問題ないかと気がついて

そこは強く押さなかった

レントゲンを撮るのだって、母は骨盤の骨もないから痛むし

ただ、ベッド柵のことは聞いた

落ちた側にポータブルはないから、そちらはしたとのこと

だけど右側もして欲しいと頼んだ

身を乗り出して乗り越えるかも知れないが、それでも出来ればして欲しいと

「今のその足になった始まりは精神科に入院してた時にベッドから落ちてそうなったんです」
「移動の度にお手間かけますが、出来ればお願いします」

師長も「わかりました。そうします」と言ってくださった

連絡が遅くなりましたと言われたが、本人が痛みがないからのことだし

師長が出て来られてから師長からお電話いただけて、きちんとお願いも出来て結果オーライ

病院からの電話はもう毎回ドキドキしているけど(一昨年に危篤になった時から)

今日もやっぱり心臓が痛くなるくらい、びっくりした

ほんと生きた心地がしない

「誰か助けて!」って泣きたいわ

そして思い出す

どうにもならないことに関しては、誰も助けられはしない

受け入れてくしかないのだ

ジタバタして暴れてきたけど、母の躁転の入院時でもそうだった

苦しくて悲しくて、腹が立って

止めてと言っても聞き入れてもらえたことなどなかった

絶望だったよなぁって

そういう感情も蘇って苦しい


続く