追い討ちか、はたまた 4

続き


そうそう

来月には住民税の支払い通知もくるはず

これが20万はくるだろうな


しかし、いろんなことが追い討ちをかけるように矢継ぎ早にやってくる

だから別居の頃が最後のチャンスと踏み切った

あれからも喧嘩もしつつ、先をちょっと考えて話してきた

だけど

旦那もひっくるめられて可哀想だがな

誰も昔っから私の話してる心配事なんかまともに聞いちゃくれなかった

私もいい加減なこといっぱいしてきたし、してるけどさ

とりあえずムチャクチャな海外旅行やブランドバッグとかは買ったりせず

それなりでやってはきたつもり

旦那も弟も、まず自分でやってみもせずに

金をせびるのが先

私がそれを手伝ってしまうから変わらないまま

それでも

弟に母の病院に一緒に来て欲しかったら

金を貸してやらないといけなかった

自分の為だ

一人で今の死にゆく母と向き合うのが怖いから

ワーカーにも
「今は非常事態ですから」

と言ってもらったように

もう自分を許して尻拭いのお手伝いをしている

なけなしの金を出さないと、私の希望なんか聞き入れてくれる人が周りに居ないんだもん

空っぽなのに、与える役割ばっかり

とか、また頭がそっちに向かう

そこで仲間の支えを思い出してなんとかバランスを保ってる

綱渡りな毎日だよ


煙草は止め切れないが本数が減らせて、残ったお金はとりあえず貯めてある

母のことに回すかもだが、旦那に返すかもしれない

とりあえずある程度は貯めてから返した方が泡銭はあぶくぜにでも

ちったぁマシかなぁとか

つか

オッサンも煙草減らせよなぁ

ほんまは貧乏人だし迷惑だし、二人して止められりゃ一番なんだけど

まだまだ本気出せてないな

私も贅沢になったもんだ

追い討ちかと思えば気分も沈むが、生活だけでなく、ものの考え方を変えてもらえるチャンスが

また廻ってきてると考えれば

底つきも期待に溢れるよね

オマケでオッサンが底もついてくれたら万歳もんだが

そううまい話はなかった現実を覚えておかないと

また期待したら裏切られたと騒ぐ私だから


とりあえず

旦那の会社がダメになったら、それから考えるしかないべ