周りの雑音

周りの雑音なんかもう気にしない!

と言ってもずっと気にして生きてきたから、すぐにはうまく出来ないけども

少しずつ気にせずに生きられるよう努力する。


今朝、また娘を無理やり着替えさせて、引きずってマンションの外まで連れて行った。

着替えさせてって、本人抵抗するから私が着替えさせた。

着替えさせるのは必死ながら、幼児だった娘を思い出してたり。

出勤時間も迫ってくるから焦っているのに

娘の泣き顔も小さな時の顔のようだとか

どこか観察する余裕はあった。


引きずってって、文字通りに引きずって。

立てない、座れない娘。

あちこちきっとあざだらけ。

バチンと数ヶ所叩きもした。

蹴飛ばしもした。

抵抗するのも、学校に行きたいと言いながらサボリたいのだと思えたから。


元気な夜の生活態度が治そうという風に見えない。

見えないから娘は怠けようとしている。

私だけでなく旦那もそうとしか思えないと言う。


仕事から帰宅したらまだ横にはなって、あまり具合もよくなかったが

予防接種に連れて行って帰ってから

また夜に向けて調子が上がってきた娘。

朝、あんなに無理やり私に着替えさせられて

暴力暴言まで受けて、住人や管理人にも心配されて

恥ずかしい思いもしても動けなくて

マンションの玄関で倒れたまんまだった娘。

私も出勤時間に間に合わなくなりから

娘を一旦倒れたまんま外へ放置して、母の車椅子で回収に行った。

もう回収とかモノ扱いな気持ちになった。

私もこれでも精一杯やっているのに

なんで娘は夜に宿題もやりきれず

三晩続けて徹夜なのか。

体調崩れるの当たり前なのに、なんで?

昨日は私は寝たけれど、私も寝不足だし疲れたし。

何をどうすりゃいいのかわからなくて。

甘やかし過ぎ?

厳し過ぎ?

匙加減なんか知らない私。


娘を家に放り込んで、仕事に行って

1時間で昼休み。

同期ともう一人は私と同じパートさんで食べている。

娘の病気のことも話してきたから愚痴も話している。

でも、こないだカウンセリングでわかったことだったけど

みんなあれこれ無責任に口は出す。

パートさんは子持ちだし、まだそんなむちゃくちゃは言わないが

同期は独身だけでなく、侵入してくる人らしい。

なので、よかれと思って言ってくれるのは有り難いが

私とて病院や本やこれでも勉強してはいて

それでこの娘の状態なんである。

それで、手を変え品を変え試行錯誤しながらなんだけど

一般的に思うことを

「こうしてみたら?」

ただの提案と受け止められない私。

自分軸でなく他人軸。

自分なんかいつもありゃしないから、ぐらぐらで。

なので昨日の昼休みに自分はやっぱり甘やかしてんかなぁとなり

今朝のこの鬼婆な所行。


帰ったら娘は目は開けていて、まだ私も腹も立っていて嫌味。

子宮頸がんワクチン3回目を接種に行くぞと娘に動くように言い

行って帰ったら少しずつ調子が上がってきた。


その娘は笑っていろいろ話してくる。

まだ腹が立つ私は鬱陶しいながら

朝の私の鬼婆な態度を考えるに、この娘の笑顔や話しぶりはあまりに不自然。

そのくらいはこの私にもわかった。

この三晩、昨日は昼間も寝ていない娘。

さすがに今日は0時半までには寝た。

寒いと私の布団にも入ってきて、くっついてみたり。

今までにもたまにはあることだったけど、やっぱりあれだけ辛く当たられたのに不自然。

不自然過ぎる。


娘と少し会話はして、起立性調節障害のことを書いてるブログを検索してみた。

娘がくっついてきた時、寝てから布団をかけたら抱きついてきた時。

やっぱり反省したし、人のブログを読んで、改めて病気だよなぁって。

遅いかもしれないけど、旦那にもまた話ししてみようと思う。

確かに娘も起立性調節障害はこんなもんって感じで朝は布団をかぶってしまうようになった。

入院中に誤った学習をしたように思うのは確かだが(それまでは這い出そうとしてたし)

やっぱり自律神経の不調なのだから

本にもあったけどガミガミは体調不良には逆効果。

つか、冬休みの宿題騒動がまだ片付かないもんだから

このところ家族みんな寝不足でイライラMAX。

旦那と二人がかりでガミガミ。

これじゃ身体にいいわきゃないよ、だよな。


そして一番大事なこと。

親子の信頼関係にひびが入ってしまうこと。

もう入っているとは思うけど、割れてしまわない前に。

私も人に意見をもらったら応えようと奮起してしまう。

それが自分のことでなくても。

人を動かさないとならない場合でも。

そんなこと出来るわけがないのに。

クリニックの先生にも3回くらい前?だかの診察で言われたのにな。

依存症でもなんでも同じ。

『人は支配出来ない』

私も人を支配出来ないし、私だって人から支配されない。

私だって支配されなくてもいい。

だから私も人を支配出来ない。

この単純で難解なことに立ち返っただけ。

実践出来るか出来ないかは別の話しでも

やっと腑に落ちたんかな。

娘の寝顔を見て。


娘が寝る前とその前にも
「今日はごめんな…。」

とここまで自分の気持ちを理解してなくても謝ったのは

娘の不自然過ぎる態度もそうだけど

私にも少しだけまともな感覚が戻ってたんかもしれない。

まともなら朝あんな風に、無理やり病気の子供を寒空の下

放り出したりしないけど。


やっぱり私は周りの雑音を聴き過ぎる。

もういいや。

人になんと思われようが。

この娘の病気も、私の人格障害

焦ってもよくならんもん。

かえって悪い状況を招いてるもん。

だからもういいや。

娘の病気ともゆっくり付き合おう。

だからと言って、なんでもかんでも許さない。

ある程度の課題はやってもらうし、生活のルールは守ってもらう。

だけど、無理やり学校に行かなくてもいいや。

課題もほんとにやれるところまででいいや。

そして、娘なりに頑張ってるところを誉めよう。

ちっとも誉めてやった記憶がないから。

ガミガミやって、娘の人格否定してばかりだったから。

これじゃ娘を私と同じにしてしまうだけだもんな。

こんな当たり前のことも気がつくのさえ、こんなに時間がかかってさ。

情けないけど、私も成長の機会を与えてもらってんだと思って

娘の病気を、娘を受け入れなきゃなぁ。


昼寝もしてないのに今度は私が寝れないや。

娘に何を偉そうに言ってんだかね。


もう周りの雑音には振り回されないぞ。

私へのほんとのアドバイスかどうかは見極めるように

自分がまた惑わされてのことかどうかはいつも問い直してみよう。


仕事もほんとに辞めて、余裕も増やす。

私には片手間に娘の病気と付き合う度量はないもんな。


鬼婆になったツケはやっぱり坐骨神経痛悪化だった…。

娘の方が辛い思いしてんだもんな。

このくらいは罰が当たったんだと受け止めとこう。