痛いんだ…。

ボクが亡くなったことで、鬱の再発にはつながりたくないって気持ちが
とても強い
しかし、心はそわそわしたり、どきどきしたりと妙に落ち着かなくなっていて
早めに病院行っとくかなって感じになった。
(もうそろそろ薬もなくなるし…。)

娘が鼻水たらし始めているので家の近所の小児科とのはしごになる
電車で6駅の心療内科
診療は午後1時まで。充分間に合うけど気が急いてくる

順番待ちもほとんどなく、娘はいつもお絵描きをしに3階に上がるのだが
2階の待合室で一緒に待っていた

そして診察
 先生 「どうや?」

 私  「疲れた」

 先生 「なんやそれ(笑)?何があった?」

 私  「幼稚園が始まって早起きとか慣れないことしたから…。」
  
    「それから実家の時飼っていた犬で今弟が面倒みてくれてたんですが
     亡くなったんです…。」

 先生 「ほー。」

 私  「落ち込まないって決めたけど、やっぱり辛いもんは辛いって。」
    「先生にまでいい子して帰るのは嫌だから、痛いものは痛いって
     吐き出しにきたんです。」
 
 先生 「ふん?」
   
 私  「親友も数年前に犬を亡くしましたが話しても
     彼女の痛みは完結してるし、弟は仕事があるし
     私の今の痛みを分かち合える人が側にいないのが辛いんです。」

 先生 「そーなんだよねー。自助Gなどの持つ意味もそうなんだけど
     話すということが大事やね。」
    「ためたらあかん。しっかり出して帰り。」

 私  「はい。
     でも、鬱の再発につながらないように負けるもんかって
     気持ちも強いです。」
 
 先生 「OK!」
                中略

 先生 「はーい。じゃ、いつものだしとくねー」

先生も自分のペットロスの体験などを語ってくださった
分かち合っていただけ少し楽になった

子供も私も疲れていたので昼から夕方まで爆睡
ドラえもん」はじまるで〜とかろうじて起こした

やはり鬱が入ってるようで食事の支度に対する気力がなく
パパが帰ってきてから娘希望の「焼き飯」を食べに「王将」へ
またか外食生活…。

あー、でもやっぱり痛いんだ私
実家にいた頃は痛さを知らなかったなぁ
痛いと分かり、痛いと言えて良かった日