病人が出るということ

昨夜、鍋をした
食べ過ぎた
確かに食べ過ぎた

ポン酢は利尿作用がある
トイレばかりでなかなか寝付けなかった
朝寝坊と昼寝のしすぎのせいもあっただろうか?

おまけにパパが本日、試験のため深夜2時まで勉強(?)していた
余計に眠れなかった

朝起きて…。
腹が痛い!!
げげー!!もしかしてまた腸がくっついた!?
「繰り返す可能性アリ」
の太鼓判をもらってしまった癒着による腸閉塞
その恐怖が頭を駆け巡った

さらにおまけに本日、娘の幼稚園では餅つき大会
送迎をしなければならなかった
11時半までソファでうたた寝をしても腹は痛いままだった

なんとかお迎えをすませ眠くないという娘に
「おなか痛いから一緒に布団に入って」
口説き、さすってもらった
 「入院したらあかん」
と娘は言う
2度も長期で入院しても泣きもしなかったけどかなり寂しいのを
我慢していたようだった

かぁちゃんとて、もう離れたくはない
ふと見ると眠くないと言った嘘つき娘は夢の中へ入っていた

パパが思ったより早く試験から帰ってきた
車検に車も出してきたとも言った
時間を聞いたら1時だった

それからあれこれしないといけないと思う気持ちはあれどおなかが痛い
おまけに入院で絶食ばかりで体力もない
いらいらが募った

パパに素直に頼めばいいのにやってくれるように言葉で仕向け
さらに文句を浴びせてしまった

娘も昼寝から起きた後、喧嘩に巻き込まれることに(反省)
つきたてのお餅をパパに見せようと飛んでいったら
怒鳴られてしまったのである

娘はすーっと私の側まで来てからあさっての方向を向き
肩を震わせながら声を押し殺して泣き出した
5歳にして

自分の子供の時の泣き方を思い出し私も泣いてしまった

パパと口をきいても喧嘩腰がしばらく続いたが
娘の泣き方について話した時に2歳前の時のことを言われた

私だけでなくパパもうつになり会社を退職する前に
娘の面倒が見られなくなり施設に預けたことがあったのだ
あの時私は感情をなくすように努めた

娘に面会に行くと別れ際、手を振りながらグズリもせず
我慢泣きをしながら施設の人の後ろに隠れた
連れて帰ってもらえないことを1歳にしてわかっていたのだ

今回もきっと肌で感じていたことだろう

うつにしても体の病気にしても
病人が家から出ると言うのはこういうことなんだと思った