パパの裏切り

パパの借金の話しを診察でした。

「旦那もそういうのを持ってるんやな」と先生。

ケースワーカーにも言うとくわと。

しかし先生が言うまでもなく自分でワーカーを捕まえて話した。

誰かに愚痴ることで発散できるから…。

 
私がした行為はアルコール依存症者に一杯の酒を差し出したようなもの。

こっちもそれを忘れてしまっていた。

パパもギャンブル依存と言う事を確信していたはずなのに甘かった。

特に診断されたわけでもなかったから。

 
クロスアディクションミーティングでは言いたい放題と言うテーマで話しをした。

まさに今の私にとってはバッチリのテーマだった。

パパの裏切り行為が許せない。

私はパチンコに行っても、借金する時もパパに相談してきた。

借金だって私一人が作ったのではない。

昨年切腹で入院中にパパが大負けしたのもあるのだ。

 
とにかく情けなくて悔しいのは、いつも隠れ酒をするかのごとくのパパの行為。

あれは一生直らないのだろうか。

伴侶として嫌になる。

 
先生も「離婚とか考えてるのか?」

と聞いたぐらいだ。

 
そこまで考えられないのはパパに依存して生きているから。

もしくは寄生しているからだ。

追い出されても帰る実家もない。

あれだけの荷物を収める家もない。

 
悔しい。

とても悲しい。

 
(9月1日UP)