カルテ

今日は診察とクロスアディクションミーティングの日だった

まず診察に入る


先生にベランダから飛び降りたくなったが、落ち着いた事を話す

先生がカルテをめくった時、表書きが目に飛び込んだ

境界性人格障害

と書かれてあった

 
「あ、とうとう書かれてますね」
と私

リスパダールが出てるから仕方ないんや」
「ま、一種の通す為のもんやと思っといて」
と先生

 
私はショックはなかった

ミーティングにも出、受け入れ体制はとっくにできていた

むしろ、今か今かと待ち臨んでいたくらいだった

 
「ええ、一種のアイデンティティと思いますし」
と私

先生も笑っていた

 
そして来週が休みなので薬は2週間分投薬された

事務長が渡してくれる時に数の確認をしてくれ

デパス56錠ね」

に反応した

 
にやにやとしながら

「56錠ですか〜(嬉)」

みたいな…。

「そうなのよ。でもこれじゃ死ねないのよ〜」
と事務長

「解ってるんですけどね(笑)」

と、どうしてもニヤけてしまった

 
頭の中は、「あ〜これ全部飲んだらラリれんねんやろな〜」

だった

でも勿体ないからしないけどね

 
気分の落ち着いた私は今日は仲間とも雑談に花が咲いた

デパスの話しもしてみたり…。

 
しかし随分軽い薬のみとなったもんだ

他のクリッニックに通っていた頃は鬱が改善されないと

訴えれば、どんどん出た

皮肉にも薬物依存にもなるとも知らず、せっせと飲んだ

 
4年前の旦那の転職騒ぎで大喧嘩をし、パパが包丁で

自分の服を切り刻んだ

 
それを見た私は母の事がフラッシュバックし警察を呼んだ

そんなこんなもあり、二重受診ではあったが

家に戻る為(怖くて親友宅に非難していた)

今のクリニックにもかかった

 
家族問題ならやはりこの先生だと思っていたから

 
そして診察の時、低血圧を告げると

「薬出し過ぎや。減らして貰え」

のお言葉

上が70台、下が40台であった

(続く)