ゲームが11時前は終わるからとパパを待っていた

今日の不安を抱き合う事で払拭したかった

だから待っていた


なのに11時からギルド戦があるからと更に待たされた

その間に眠ってしまった


パパが携帯をいじり明かりが付いたのでパチリと目が開いた

0時半だった


また嘘をついた

腹立たしくて怒りを伝えた

そして私は眠れなくなった


パパはぐーすか寝ている


「そんな気になられへん」
「帰ってきて飯の事考えて」

と言われた

確かにそうだろう


それなら意味ありげな事を言わず待たさなければよかったではないか

抱かれる事だけでも私がここにいるという事を

認めて欲しい

必要なんだと認めて欲しい


淋しさと怖さから耐えていた日は特にだ


こんな事なら携帯などいじらずあのまま寝かせて欲しかった


私の欲望が貪欲なのも解っている

でも必要とされてないと不安なのだ


ご飯だってレトルトづくしだけど頑張ってた

努力を認めて欲しかった


夜の闇においてきぼりになって淋しさが襲う

もう一度パパのように眠りたい…。