死に神去る

娘を送り朝一でクリニックへ

看護長に少し話しを聞いて貰う

「7階から飛び降りた人も亡くなった」

と聞きやはり8階から飛び降りたらなんともない訳はなかったんだと確認する


死んでたらよかったのに

そう思いながらもクリニックに行った

最後の最後では生きていたいようだ


何をやってるんだ私は

リスパダールは今は使った方がいい時期だと思う」

とも言われ減薬は先延ばしになる

こんな状態だから仕方ないだろう


診察では先生に
「怖くて飛び降りれませんでした」

と告げる

「それで当然だ」
「子供の事も何も考えてないな」

と言われ

「はい。理性が吹っ飛んでました」

旦那との喧嘩のいきさつも娘への折檻も伝える

「もう無茶苦茶です」

「無茶苦茶やなあ」
と先生も呆れ気味だった


また点滴にアタラックスPを入れてもらった

その後時間をとって貰いワーカーとも話す

薬でぼやけた頭に残ったのは

「気持ちが病気の方ばかりに向かってるんちゃいますか?」

だった

確かに言われてみたらそうだった


先生にもいつも
「何でも病気に結びつけんと」

と言われていたはずだった

それがやっと「気持ちの病気の進行」と言う言葉で飲み込めた

「自分に言い聞かせて行く事」

も大事だとも…。



今日は入学説明会だった

小雨の中娘を早退させて一緒に行った

DSでしばらくはもったが途中でごそごそ

それでも静かにしてた方だと思う

やりやすい子であるはずなのに昨日殴ってしまった

罪悪感で一杯だ


入学までに用意すべき事もたくさんある

病気してる場合ではない

パパへの依存を断ち切れるよう努力しよう

ほんの小さな事からでもいい


点滴の効果でどっぷり昼寝した

パパの遅くなるメールで起きた

レトルトカレーを用意していたので這い出して食べさせた

風呂は最近2日に一回になっている

それでも何とか生きて行こう


回復に目を向けて


忘れるな


死に神は去った