初体験

朝から猛烈に苛々していた

昨夜も昼寝のせいで寝苦しく、春の陽気でほにゃほにゃ

拭い去れない気持ち悪さ


娘は8時過ぎに起きた

パンだけ食べさせた

私も9時半には布団からでた


とりあえず洗濯に取り掛かり娘希望の勉強を見る

探していたペンを娘が自分の机に入れていたと言うだけで

怒鳴り散らした


娘は我慢泣き

苛々で当たっているのは明らかだった

掃除機も限界なので当てた

洗濯も嫌々した

ほんまに嫌々

叫びたいくらい嫌だった


余りに娘に当たるのがひどいのでデパス0.5mL飲んでみた

全く効いてくれなくて気が変になりそうだ

あかん

そう思いクリニックに電話する

すぐにでも駆け込みたかったが2時〜5時までいきいきだ

連れて行くのが遅れる

看護長と話しさせて貰ったが治まらない


結局いきいき遅れますと連絡を入れて

嫌がる娘に
「かぁちゃんまた手首切りたいから!頼むから!」

と付き合って貰った


クリニックにつくまでも半泣きだった

看護長に話しを聞いて頂き泣いた


筋肉注射する事になり初めてお尻を出した

セルシンだった


看護婦さんも話しを聞いてくれて、看護長もまた聞いてくれて

ぴーこら泣いた


あれもこれものしかかって辛い事

プール、パートの話、パパの会社の話、入学…。


手首も切れない、OD出来ない、酒も呑めない

酔いから覚めたら辛くて昼寝ばかり

情けない事

いっぱいたまってた


ひとしきり泣いて落ち着いて診察を待った


カルテが回っていなかったけど煙草吸いながら知り合いと話しができた


先生には
「あれこれ全部まとめて考え過ぎてないか?」
「入学までにする事を箇条にしてみたらどないや」
「それから昼寝は止めようや」

と言われた


薬と皆さんのお陰で落ち着き笑顔で帰宅

いきいきも間に合った

「お母さんなんやから乗り越えていかなあかんな」

と看護長にも言われた

本当にそうだ

娘だって不安な時期だ

6歳なのに頑張ってる

32歳のかぁちゃんが頑張らなくてどうする


焦燥感は薄れたが憂鬱である

娘に当たるのだけは避け今日はのんびりしよう