無力を認める

今日のクロスアディクションミーティングのテーマ


薬物に対しては全くの無力だ

娘が生まれて8ヵ月から飲み始めた薬

未だに切れないでいる

スイッチが入ったらODしてしまう事

リストカットに対してもそう

スイッチが入ったら止められない

ギャンブルに対しても無力である

一昨年、幼い娘を留守番させてお金が底をつくまで打ち続けた


酒に対して

乱用として無くなるまで呑む

連続飲酒にならないだけで自分でここまでとセーブ出来ない

連続飲酒に入らない

だからまだ呑めると思っている

しかし依存症に近い飲みかたをしているのは間違いない

関係依存に対しても無力だ


AAやアラノンで言う

神=ハイヤーパワー=偉大な力


これは自助Gやカウンセリング施設で腹に落ちると言う

体験を何度かしてから信じられるようになった


看護長が

ハイヤーパワー=仲間の力

と言い換えて下さったが本当にそうだ

医師や援助者だけの力

ましてや自分だけの力ではどうにもならない事

それが仲間の力が加わると偉大な力が働く事があるのだ

無神論者だがその力は体験してこそ信じられる


ステップ1に立つテーマであった


これもAAの12ステップからの引用だが

「私は○○に対して無力である事を認めた」

これは一度認めたからといって終わりではない

歩み続けなければすぐにスリップするし

歩んでいてもスリップはある


その度に無力である事を認めなければ先へ進めない


アラノンACで私の問題行動を話し

傷ついてきた仲間に危険だと言う理由で通えなくなった

それを伝えられた時は母と同じだと絶望した

AAに行ってみたがACの顔が出て苦しくなった


それから何処へも行けず数年がたちアディクションが進んだ


今こうしてクロスアディクションミーティングに出られる事は

私にとって本当の居場所を見つけた事になる

ボーダーとしての顔を出せるから…。

いつか卒業はあるがそれまでは正直に語ろう
そしてしっかり聞く事

そうすればまたハイヤーパワーが働き腹に落ちる体験が出来るだろう


その時回復出来ると信じている


険しい道だが信じている