駆け込み寺

心臓の痛さは朝になり少しマシになってた
だが焦躁感は消えずかなり辛い朝を迎えた


7時には起きて娘も起こし小児科へ連れて行く準備をする
診察券だけ入れ娘の洗濯を干す
湿疹がでるので柔軟剤が使えない


小児科は1番ですぐ終わりクリニックに駆け込む

看護長に胸の痛みを伝え先生と相談となった
診察もすぐで先生に心臓の痛みを伝えると
脈を取られ心電図を取る事になった

先にワーカーにも話しを聞いて貰い相談室に入るなり
「情けない」
と泣いた


娘に対する暴力の事
家事が出来ない事
寝逃げしてしまう事…。

「感情の波と甘えの両方があると思います」との事だった

「何がきっかけで娘さんに対して手を上げるのか?」
と聞かれ

「口達者になって成長について行けない。変化が怖い」
と泣いた


心電図は異常なし
精神的なもんだと思っていたがやっぱりそうだった
そしてベットがあくのを待ってまたお尻に筋注して貰った

月曜よりテンパッてなかったので痛かった

それでもまた時間と共にあんな風になるのが怖くて
駆け込み寺の如く駆け込んだ

不安定になって行く事しか頭に浮かばなかった
必死で大丈夫と言い聞かせても胸は痛くなるばかり

セルシンで落ち着き娘とお昼をクリニックで食べて帰った

家に帰るのが恐かった
娘は長い時間一人遊びをしてくれた


帰宅して残りの洗濯物に柔軟剤をかけ干す


それから娘の勉強を見てまた昼寝した

ワンコール電話が鳴る
嫌がらせか?と被害妄想

夕方に起きてから不安定にならないように
今日の昼寝は悪だと思わないように努めた

娘をほったらかしてたのは事実
晩御飯も今パンを食べさせたのも事実

でも週末だし気持ちゆったりしてもいいんじゃないか?と思うようにした


パパもメールしても音沙汰なし

自分を保つのに精一杯で
アディクションに走らず、とにかく娘とは同じ屋根の下にいて
それでも今日はいい事にしたい

いや、させてくれ!

現実逃避なのも解ってる
でも逃げ道がないと死にたくなる
嗜癖を封じて生きる事の辛さを味わってる

何故にこんなに生き辛い!?
どうして普通に暮らせない?

あぁ死にたい…。


でも本当はただ普通に暮らして行きたい
生きて役目を果たしたい…。

ちゃんと歩んで行きたい