娘の参観日とパパの鬱2

後は懇談会だった

先生が殆ど話していた

 
最後に学校生活をどのように過ごしているかを聞かれ
「元気に楽しみに通っています」

と言った

後、通学路について少し聞いておいた

行く道と帰り道がベランダから見ていて違ったからだ

何か怪我などした場合の保険が下りないのでは?と心配もあった

少しくらい違う道でも良いとの事だった

 
懇談の間だけ「いきいき」にいた娘を連れて
「行きと同じ道で帰るんやで」

と教えながら帰宅した

 
それから私は昼寝した

今日は宿題だけで勉強の予定も習い事もない

唯一遊べる日だ

自分の部屋でお絵描きをしていたらしい

 
起きてからあまりに服が汚れていたので思わず叱ってしまった

 
ほどなくパパからメールが入った

「やばい 少し鬱来た 思想が安定してない 溜息が出る」と…。

 
また再発した!一気にテンパッた

どうしよう

会社も休めないから受診もできない

だいたい代表取締役になってしまったではないか!

そんな事で休めるはずがない

 
ワーカーに指示を仰ぐべくクリニックに電話した

新患が入っていて話が出来なかったので看護長に泣きついた

日記を読んで下さっているからパパの大変さはすぐに解って頂けた

「私が御飯の負担もかけすぎてるから…!」

 「それだけやなくて仕事も代が変わったしな」
 「鬱気分になっててもおかしくない」
 「だからって自分を責めたらあかんで」
 「娘さんの話題を提供するとかゆっくり話を聞いてあげる事やな〜」
 「後、それでも続くようやったら受診して貰ったらいいねんけど」

と的確に相談に乗って頂いた

私はすでに泣きべそをかいていた

 
8時半に戻ると言ったけど
「事務所帰ったら何もなかったから」

と7時半には帰宅した

娘の顔も見てから昨夜自分で作った御飯を食べ溜息をついていた

 
ゆっくり話を聞こうそう思ったら「サンデー」を読み始めたので日記をつけてる

パパが風呂から上がったら話を聞いてみよう

今はまだ横になって考えこんでる感じだ

  
今のところ
「なんか、前と一緒やな」
「またきたか?て感じ」

そう言っていた

 
私の神経は持つのか!?

昨年のように警察の世話になったりしないか?

(続く)