病気との付き合い方

パパのアラームが鳴ったので娘も起こす

パジャマを洗濯したかったのだ

娘は寝ぼけて蹴飛ばしてきた
「ぐっすり寝ててんで」

とぼやきを貰う


娘の朝ご飯のパンをひとつつまみヨーグルトも久しぶりに食べた


する事がないので娘の足し算引き算カードに一枚一枚名前を書いてた

リングからばらすから全部に書かないといけなかったらしい


時間になったので娘と家を出る

いきいきも慣れたもんだ

私は診察で淋しさを訴えた

大袈裟でなく頭を抱えてもんどり打ってる事
「じゃ今日とか待ち遠しい訳だったんだな?」

と聞かれ返事する


けれど薬に変化なし

淋しさに効く薬なんてないのだろう


叔父と話しし
「小学校の頃亡くなったひいばあちゃんが昨日夢に出てきた」
「遺品を遺してくれて、くじらのすけちゃん、200円でも生きて行けるよ」
「そんな手紙見つけたわ」
「亡くなったん今時分やったっけ?」

と聞いたら
「そうやったなぁ。盆前後やったなぁ」

岡山の田舎に住んではったので殆ど記憶にない婆さんだ

何故出てきたのだろう?


ミーティングのテーマは
「病気、アディクションとの付き合い方」

ギャンブルはお金が底をついて止めた

幼い娘を残してよく何時間も行ってたもんだ

リストカットは卒園、入学があったので無理無理我慢してた

そして夏場

娘の為にも切れなくなった

ODは医療者との信頼関係を壊す

見捨てられるのが怖い


問題は酒だ

最近頻繁に飲んでる

必ず落とし穴にはまって乱用になり自己嫌悪になる

それでも否認が働き上手に飲める日もあると理由付けする

進行性の病気である事を知っていても…。


後は淋しさ

パパ依存だ

娘の声さえ耳に届かない

パパにはメールで憎まれ口

この淋しさだけはほんまに厄介だ

鬱の引き金にもなってる


どうやったらやり過ごす事が出来るのか

毎日考えても答が出ない


帰宅してから寝かせて貰った

かなり眠い

娘がいなかったら薬飲んであのまま寝てただろう

急いでほか弁頼んだ

辛くてもご飯作ってる人もいるのにね

本当甘えてる

自分を好きになんてなれやしない