パワーを使い果たした1

激烈に鬱だ


昨夜帰宅したパパは一日1円で過ごした為、帰宅するなりご飯を詰め込んだ

レトルトカレーと惣菜サラダ

また米を炊いていた
「お腹痛い〜!」

と一気食いしたパパにだらにすけを飲ませた


落ち着いてからパパと話し合った

病院受診の事

自助グループの事

何となく自助グループに行ってみようと言う感じになった

しかしまず受診しないといけない

だから会長に話すと言った


精神保健相談員だった人に数年ぶりに電話してあった
「気をつけや〜。ギャンブルする人は一発勝負に出るからな」
「追い詰めたら貴女より先に命落とすかもしれんで」

と言われてた


電話をかけたら会長が出た

パパは家を出ようとする

必死で止めながら話す
「主人ギャンブル依存症なんです。借金もあります」
「受診させる時間を下さい」

と言った
「旦那に代わって」

と言われ
「一人で家まで来いと言われた」

とパパ

勿論娘も連れて付いて行った

途中でやけ起こして死なれたら大変だ


ついて話しをする
「生活に支障をきたすギャンブルは依存症なんです」

と説明した


しかし会長はパパに
「お前そう思ってんのか?」

と聞く
「そう言われたらそんな気もする」

と言うと
「何曖昧な事言うてんねん」
「俺はそんなんちゃうわとはねつけられへんのか!」


私もまた発言させて貰う
「私の主治医が診断した時に言うたんです」

「まだおうてへんやんか」

と言われ
「でも何回もお金盗まれて借金まで作って
大手企業時代から続いてるんです!」

と言った
「わしはそんな依存症やとは思わん」
「受診して診断下ったらその事ばかり考えて仕事なんかでけへん」
「わしらの仕事はそういうもんなんや」

お義母さんも
「依存症、依存症言うからそうなんのと違う?」

反論しても駄目だった


ご飯を作っていない事も原因であろうと言われた

男とは淋しいもんなんだとも


「じゃあ受診する事はさせて貰えないんですか!?」

と問うと
「そんな必要ない」
「診断なんかされたら治るまで会社に来るな」

と言われた


(続く)