選択のなかったパパ

昨夜パパに資料を見せ話し合った
「メールでかぁちゃんはあの時守ってくれへんかったて言うけど
俺には、さぁとしか言う余地はなかった」
「究極の選択やで」
「会社辞めるか、かぁちゃん捨てるか」
「会社辞めて家族バラバラなった」
「かぁちゃん自殺する」
「娘は幸せになれんのか?」
「治療しないなら離婚も考えてるともあったけど俺には選択の余地が
ないんや」

「借金した。ギャンブルした。かぁちゃんご飯作らへん。そんなん言い訳や」
「解って結婚した」
「だから俺は鬱のかぁちゃんを理由にパチンコしたなんて言うたらあかんねん」

と言うから
「家で言うたら喧嘩になる」
「でも仲間の中でなら言えるんやで」
「言い訳であろうと何であろうと」

そしてパパ
「治療しました。自助グループも行きました」
「ほんなら幸せ待ってんのか?」
「かぁちゃんの鬱も治るのか?」

と言うから
「別個の人間やから同時と言う訳にはいかん」
「けれどこのまま放置してて繰り返せへんか?」

パパが
「解らん」
「パチンコ屋のない通りを歩いて帰るようにこの二日してる」
「でないとやりたくなるから」
「それから会社の電話からかぁちゃんの携帯に今から出るとかける」
「そしたら番号と時間出るからパチンコしてないの解るやろ?」

と言う

パパもだんまりしかなかった事がよく解った

確かにあの状況では
「さぁ」

しか言わせて貰えなかった

横暴な会長の一言で片付けられる


ゲームするパパに寝る前聞いた
「ほんまに内緒でも受診せんのか?」と

そしたら
「お母ちゃんはくじらのすけちゃんがあんだけ言うんやから
クリニック行ってみたら?て言うてたで」

と言う

しかし何処にも時間がない

作らない限りは…。


またジアゼパム5錠飲んで寝た

でも昼寝がきいて殆ど寝てない

しまいに5時半早朝覚醒した

物音で6時半頃娘が起きた

パジャマを脱いで貰って洗濯をした

小児科にも連れて行った


9時半頃眠気がきてソファーで寝た

起きたのは2時半


その間に娘にお使いさせてお握りは食べさせた

今晩の白菜も忘れててまた買いに行って貰った

未だ立ち直れないでいる

人は変えられないんだと心に言い聞かせよう…。