小さな恋

お菓子業界の思惑にまんまとハマらせて貰った

かぁちゃんの本命チョコは先週、百貨店より東京の俳優さんの事務所宛に贈った

もう私の中ではイベントは終わってて今日がバレンタインと言う事をすっかり忘れていた

クリニックについて仲間が人にあげてるのを見て思い出した始末

旅行前に娘にも会長に渡させたし


洗濯だけして9時前に家を出た

叔父が障害年金の事で今週もクリニックに相談に来るからチョコあげようと

思ってたのにバレンタイン自体忘れてたんだから用意してない

ま、話題にしなかったし

おっちゃんは
社会保険事務所も行かなあかん〜」

と嘆いていた


ミーティングのテーマ
「親との関係(特に母親)」

どうしても子供時代の事になると被害者意識がわく

実際被害者だった部分も大いにあるから厄介だ

棚卸しして自分の傲慢さを見つめるのは苦しい作業である

何度か挑戦したが施設に入所してた時以外は途中で挫折した

施設でも仲間においおい泣きながらハグして貰いどうにかこうにか踏んだ

また近々行動に移さねばならない


ただ疲れたのか腹が減ってるからか少し気分沈み気味…。

うぅ…。イヤな感覚だ

そういやまたご飯作れてない

手抜きしてパスタにした
「パスタ嫌い」

と食べながら娘が告白
「パスタでもいいよ」

と言ってたのだがまた我慢してたようだ

明日は少しでも手間かけてみよう


晩御飯を食べながら娘に
「好きな子にチョコあげへんの?」

と聞いた

何度か聞いてたが照れてるのか
「嫌、面倒臭い」

でも今日は悩んでたようだから
「小遣いから買ってきてあげてきたら?」

と言ってみた

だんだんその気になってきたようでメッセージを書いた

シンプルに「すき」でハートを集めて描いた四つ葉のクローバー


「ドキドキする?・笑」

と聞いても顔を逸らしパンチしてくる

そして買ってきた

一度帰宅し
「ビニール袋置いて行く」

と戻ったので風呂洗いを兼ねて入浴していた私も戸を開けて話す


それからも何度か「トイレ」と出入り

緊張したか!?

持って行ったが不在だったようでまた出直し


無事渡せた娘は照れていた

「やったね♪」

と抱きしめた

小さな恋は可愛いなぁ