共依存は死を招く2

パパの帰宅も早くなったし

年末調整で地獄の自転車操業から少し脱出した

変薬と家計が安泰したのが上手く噛み合ったのか

私は2年の長い鬱状態から抜け出した

高い菓子パンから食パンに移行した

洗濯物もソファーに積んだままになる事なく箪笥に収まるようになった

相変わらず万年床だけど今日みたいに干す事も増えた

アルコール依存症である事も見え、認め断酒の道を歩む事になった

娘に手を上げるのも稀になった

仕事中のパパに電話もメールもするのも稀になった

1人の時間を持て余さなくなった

確実に回復し始めていると思う


けど、パパの挙動がまた不審になっている事に気付いてしまった

パパのスリップを信じたくない気持ちから否認が働いて

そんな事ないわって思ってたけど日曜に会社の義母と話してて疑問が膨らんできた

それに加え100円も持っていない

私の心は『巻き込まれたくない!!』と言っているのに頭の中はこの事でいっぱいになり

捕らわれは時間の経過と共に確実に強くなってきている

1人で抱え込めなくて奈良の義母にも話す
「あ〜。またやりよったんかなぁ?」

とお義母さんも唸る

ひとしきりまくし立てるように最近の出来事を説明した

私のアディクションの話しも私からして酩酊時の醜態を聞きかなり今、恥ずかしさで

どうにかなりそうだ


開業前の空いた時間にとクリニックに電話

ワーカーは休みだった

電話を切ったが前回失敗したのが教訓となりダメなら伝えてくれるはずと

またかけ看護長をお願いした

日記を読んでくださってた
「日記見ながら繰り返しててもおかしくないなと思った」

と言われやはり腹括るかと思った

そして
「話し合いの時間は取れる?」
「一度話し合ってみる必要があるんちゃうかな」

と言うような事で
「ギャンブルでスリップしたと疑ってる気持ちも伝えていいんでしょうか?」

「うん。いいと思う」
「例え少額でも渡してたらズルズル行くやろ〜」
「言い方悪いけど金蔓やからな」

「イネなんちゃら?」

「イネイブリング(支え手になる事・よね?)」

「彼は言い出しにくいと思う」
「逆につついてあげた方がいいと思う」


(更に続く)