母からの手紙

クリニックから帰宅すると母から手紙が届いていた

内容は読まなくても分かっている

彼女の今の望みはただひとつ

「退院させてくれ」




体の疾患と向精神薬の副作用からか母の手はアルコールを抜いていても震えている

前に字を忘れたと言ってたのに、そんな震える手で

丁寧に書かれていた

「私にはやらなければいけない仕事が山積みしています。」
「バイクを○子ちゃんの所に預けてあるのでそれを足代わりにして
行けない所は車椅子でゆきます。」
「一生のお願いです。よろしくお願いします。」

それを読み終わって誰もいない家で号泣した

自助グループの仲間がブログに書いてはったけど

「立ってられないくらいの悲しさ」

に襲われた


パパへのスリップ疑惑が起こり、昨夜線引きしそれを

日記で、

クリニックでは先生とワーカーとミーティングで仲間と看護長の中で

下ろしてきたばかりだ

ミーティングでも共依存で鬱になったと話し

「またあの2年間が来たら一度乗り越えても、もう〜いいわとなるわなぁ」

てな感じで看護長からフィードバックを貰った時に背筋が凍りついた


今、鬱から回復し始めて家事も育児も出来てきてるのに何故!?

また落ちるような出来事が起こるのか

私に対する神からの確認なのか?

それを確信付けるかの如くパパだけでなく母からの手紙

自己憐憫にも浸るわなあ〜

とりあえず泣いてみて、自分を憐れんでみて

少しだけどすっきりした


共依存は線引き出来ず相手の領域に踏み込み

相手の問題を背負う事で成り立つ

ワーカーにも看護長にも

「背負おうとしない事」

それが大事と伝えて貰った

頭をコツコツしてインプット

だから母からの手紙で悲しさを感じたけど母をおんぶしてやる事は

私には出来ない

私が出来るのは「出来ない」と言う事を伝える事

そこまで

線引き

巻き込まれない

仲間に会う

聞く

話す

下ろす


大丈夫

まだ歩ける