基礎講座29回目 3

(続き)


『他人を攻撃する』

自分で自分を責めてしんどくなっている

やり場のないしんどさを他人にぶつける

酒の勢いを借りて


生活がどうにもならなくなっている自分の事は棚に上げ

他人の欠点に目をつけそれを攻撃しようとする

自分より弱い身近な人を攻撃の対象にする

「〜だから」と責任転化

周りに対する不平不満が絶えない

悪い環境に暮らしているような言い方をする

本当は思い通りにいかない「自分に腹を立てている」


『何でも口実にして先へ進まない』

本人も大抵の場合飲酒して問題を起こすのをよくないと思っている

しかしそれを認めてしまうとアルコールを止めざるを得なくなる

酒の力(酔いの効果)を失うのが怖い

私もずっと思ってた

アルコール依存症と認めてしまったら酒を生涯止めなければならない

19歳でこの病気がどんな病気か知ってしまった

18歳で社会人になり本格的に飲み始めたが

最初から飲み過ぎてばかりで醜態を曝してばかりだった

飲み会の次の日は何があっても休めない

お局さんの目が、態度が怖かったから

私は泥酔するのが目的で飲んでいたと思う

程々では物足りなかったから

感情をさらけ出して、弱さをさらけ出して

周りに私を分かって欲しかった

私の頑張りを、存在を

生きていていいと言って欲しかった

所属してていいんだと言って欲しかった

私の存在を認めて貰いたかった

いつも自分の存在感が希薄だったから

離人感がして私など最初からこの世にいないような気がしてたから


正当な理由があったから飲酒したのは仕方ないと

問題を起こした後で飲酒した事に理由付けをする

人から嫌な事を言われたから

天気が悪かったから

天気が良すぎるから

と何でも飲む理由になる

わざと家族を怒らせて叱責させ「飲まずにいられるか」とやる事もある

まず理由を作る

ほんまに無意識レベルでこれやってる

酒に走る事はあまりなかったかもしれないが

その変わりの他のアディクションに走ってたから一緒だ


(続く)