基礎講座29回目 5

(続いてしまったので仕方なく続き)


自分でも自分が信じられないので絶望感に支配されるようになる

アルコール依存症からの回復は

『回復出来ると信じる』

事から始まる

回復出来ると信じられなければ回復は有り得ない

まず「一日断酒」から…。


基礎講座を受け始めた最初の頃は午後からのミーティングの事も1000文字に収まっていた

なのに今日のコレなに?

5まで書いてるよ

基礎講座は毎回午前11時〜午後12時までの1時間

看護長もワーカーの方々もほんまにほぼピッタリ1時間で収める

凄い技だ

聞くところによると7年前に基礎講座は始まった

私がクリニックに繋がった時にはなかった

まあ、あっても出てなかったやろう

アル中やと認められへんかったし

基礎講座の概要を掻い摘んで書こうと思うのだが

資料に出てくるどの言葉も端折るのに難儀する

ひとつひとつの言い回しが否認を解くのに重要だから

でも書く度に長くなってきてていい加減しんどくて

「やる」か「やらない」か2つだけの私は全部投げ出したくもなる

今月末までと担当ワーカーに告げられた時

程度の軽いアル中やから大丈夫と思われてるんかな?

とかアホみたいな事が頭に浮かんだ

程度の軽いアル中って一体なんや?

アル中はアル中でしかなく飲酒のコントロールを喪失している点では

皆誰も何ら変わりないはずなのに

ほんまに巧妙で不可解と言いしめるだけの病気である

でも、今月末までで助かったと言うのが今の心境

鬱ではないが活動を制御出来ない事で逆に疲れ過ぎて

行き着く先は再飲酒となりかねない

あんまりエチルアルコールは欲しくないが…。

酒の変わりのアディクションを知ってるだけにまた鬱に落ちる可能性は大だから

何らかのアディクションへのスリップ自体よりも鬱状態になるのが怖い

次に落ちたらもう生き延びる自信がないのだ

多分、死ぬ勇気はなくて死にはしないだろうけど

だからプロが決めた基礎講座の期限って適切なんやな〜って実感中

ほんまにそろそろペースダウンしないと一生付き合う病気なのに持たんわ

回復の道は寿命が尽きるまで続いてるのだから…。

ほんまにボチボチが大切やねぇ