25日(月)グループミーティング 2

(続き)
 
  
私も自分のAC(アダルトチルドレン)としての回復の道を歩む事となった
 
アラノンACグループに通い、埼玉で開催された
 
ステップセミナーや伝統ワークショップにも参加した
 
仲間とのフェローシップを持つようになって横浜のカウンセリング施設に繋がった
 
その前に西宮の方のカウンセリング施設へ繋がって
 
その頃の私には遠く感じた西宮まで仲間を求めて通った
 
皆で見た映画は「いつかギラギラする日
 
木村一八 主演
 
皆が
「うわ〜。ACだねー。(笑)」
 
と言った
 
故・横山やすしさんのご子息だ
 
まだなんとなく、仲間にも溶け込めない中にあったがここにも通えば
 
回復できるんではないか?と信じていた
 
 
この西宮の施設で仲間と夕飯を食べたりしたのだが、皆の分もと買って行ったら
 
「各自の事は各自の責任でやるのが決まりなの。」
「あげたり、貸したりもしないのよ。」
 
と教わった
 
これに何の意味があったのか?
 
最初は分らなかった
 
後になって各自が自立する為であったり、摂食障害を抱える人との
 
関わり方であったり等といろんな意味があることに気付いていく
 
 
しかし私は自分の酒の飲み方に悩んでいた
 
会社の飲み会の回数は多いほうだった
 
お局さんはあまり飲めないが、食事に行ったりが好きだった
 
断れば
「協調性がない」
 
と非難された
 
てか、怖くて断れなかった
 
行く日が決まった時、いや、話が出た時から私は毎日本当にお腹が冷や冷やして
 
下痢ばかりしていた
 
嫌で嫌で仕方なかった
 
最終的に下克上をしたが…。
 
 
こういう飲み会の時に私はいつも酔いつぶれた
 
帰宅でできなくなるということは無かったが、いつも最後は泣き上戸になった
 
日ごろの母との生活の辛さや、会社での自分の位置
 
そういうものを肴にして私は嘆いて更に飲んだ
 
結局、飲みすぎて、思ってもいないのにこんな時まで他人をよいしょした
 
お局さんに
「ほんまに○○さん(お局さん)が好きなんです!」
「いつもよくして貰って感謝してます」
 

 
酔っ払いにしては抜け目がない
 
見捨てられる事の不安を抱くぐらいなら自分の感情をごまかす事なんて
 
なんでもなかった
 
 
(続く)