27日(火)基礎講座31回目 1

アルコール依存症は飲酒のコントロールを失う病気』
 
 
健康な人は、お酒を飲むことも、飲まないでいることもできる
 
「どれくらい飲むか」「いつ飲むか」「どこで飲むか」
 
とTPOに合わせられる
 
飲んだら都合の悪い時(次の日に響くとか、体調が悪いとか)に我慢しなくても
 
飲まずに過ごせる
 
アルコール依存症という病気はこのコントロールが次第に失われていく病気
 
 
酒を飲んでトラブルが起きる
 
飲み続ける限りトラブルは解消しない
 
 
アルコール依存症の人は意志の力が弱いから、道徳心が欠けているから、
 
自制心が効かないから酒でトラブルを起こす訳ではない
 
単に「病気」
 
「飲酒のコントロール障害」
 
 
病気が進行するに伴い飲酒に対する「嘘」が出てくるが
 
最初から嘘つきの人はいない
 
 
『失ったコントロールは取り戻せない』
 
切ねー病気だよなー( ´Д`)・・・・・・

 
コントロールを取り戻そうと努力する
 
何かしら「酒を止めないといかんなー」と思うから
 
どんな努力も「失敗」に終わる
 
「飲み続ける為の理由」「たくさん飲む為の理由」を作り出す
 
どんな理由(天気、体調、仕事などのストレス、妻の顔etc…。)
 
どんな理由も「アルコールがもたらすトラブル」に比べれば取るに足らない理由
 
 
「病気を完治させる(適量を飲めるように戻す)方法はない」
 
「二度と『普通に飲めるように戻す』方法はない」
 
 
(続く)