カット 3

(続き)
 
 
やっと私も呼んでもらえてシャンプー台へ
 
カットするにーちゃん店長自らのシャンプー
 
やっぱりなんかおかしいと思いつつもうっとり〜
 
ええな〜とオッサンチックな私であった
 
 
んで、カットになり今までのパーマを生かしたスタイルにすることに
 
ただ私は首にはり付く髪の毛が嫌だと伝えた
 
にーちゃんが
「そうかパッサリいってもいいかも」
 
とボソっと言ったので
「あ、私もそのつもりできたので」
「お願いします」
 
ということで短くする事になった
 
 
カット中も思ってたが、受付もシャンプーもいつもと違う
 
しかも店はいたるところに髪の毛だらけ
 
にーちゃんの腕がいいから多分また来るけど、そうじゃなかったら
 
店変えたるって思うくらい
 
なんと言ってもあの刺々しいオバチャンが嫌だから
 
 
で、カット中に前日まで3連休だったことを知る
 
夏休みだったそうな
 
だから店がだだ混みだったのと、にーちゃんがまたしばらくして口を開いた時に
「ま、これを乗り越えたらまたなんか変わりますよ」
 
と私に言った後
「うちも今、スタッフおらんけど」
「何とかなるだろう」
 
で私は
「あー!」
 
しか言えなかった
 
言葉を捜したけど見つからなかった
 
 
しかし、真剣に仕事をする男性の顔って綺麗だ
 
にーちゃんが整った顔立ちしてるからというのもあるけど真剣な眼差しは
 
やっぱええわ
 
職人さんって思った
 
魔法のお手々ても持ってはるし、きっと何とか、上手くいくでしょう!
 
なので店が存続しますように!
 
 
あ。
 
もしかして、オバチャンが原因か!!( ̄□ ̄;)