10月19日(金) グループセラピー

テーマ『離脱症状の体験』
 
 
自分がアルコール依存症だということを今更否定したいわけではなく
 
事実、私は晩酌は習慣になっていなかった
 
飲む時はアル中と認めてなかったから
「飲むぞー!」
 
って気持ちで親友んち、友達んち、子供の長期休みの時に酒屋へ
 
その日に飲むであろう分をたんまり買って飲んでいた
 
 
私が晩酌を毎日しなかったのには理由がある
 
母がアルコール依存症だからだ
 
母の飲酒は度々激しい躁状態になるきっかけになっていた
 
体を壊している事も分かっていた
 
それでも母は飲酒を止められなくて、私はそれは自分のせいだと思うこともあった
 
  
パパと付き合うようになって、一緒に飲む事もあった
 
けれど家には買い置きはあまりしたことはなかった
 
パパも実家にいるときは毎日、晩酌をしていた
 
私といるようになって最初は晩酌がないのをもの足りなく思っていたようだが
「酒も癖のもんやから、ないならないでどうもないようになったわ」
 
と言っていた
 
私がパパに
「オカンみたいになりたくないから家には買い置きしたくない」
「それに毎日飲むのは金かかって仕方ないから」
 
と言った事に対してパパは理解を示してあわせてくれた
 
なので私の飲酒量は友達よりも少なかったと思う
 
飲む時は大量に飲んではいたけど、飲まなかったら1ヶ月や2ヶ月は
 
飲まない事も普通にあった
 
それでもアル中になるんだもんな
 
基礎講座で教わったけど
「生まれ持った体質+何らかの状況=アルコール依存症
 
って定義の「生まれ持った体質」が大きいんだろう
 
母だけでなく父も大酒のみである
 
私は酒飲みの生粋のサラブレッドなのだ
 
 
まぁ、毎日晩酌してなかったお陰で今のところ大きな離脱症状は経験していない
 
多少の飲酒欲求と苛々くらい?
 
でも、アル中に変わりはないので飲み続けていればその近い将来
 
離脱症状と闘う羽目になるのは間違いない
 
処方薬依存もあるのでこちらの方の離脱症状を話しておいた
 
今もパキシル服用中だが、デプロメールもそうだったけどSSRIを切る時は
 
離脱がでやすい
 
少しずつ切らないと不安定になる
 
スリップにも繋がりかねないくらい
 
 
アルコールも処方薬も『薬物』ということに変わりはないのだ