恨み事 1

今日、京都の区役所福祉課から手紙が来た

親父に何かあったか!?と思いながら封を切る

見れば生活保護の申請に伴う家族への扶養の可否を書く用紙だった

「あなたの父にあたる○○さんが生活に困窮されて生活保護
申請をされています」
「つきましてはご家族の方に生活の状況をお聞きしています」

と言うような内容だった

以前は父に今の住所を教えていなかったので書類はぶっちした

結局、勝手に保護が通ったか、年金で暮らしなさいと言うことの

どちらかになったと思う

一時期保護を受けていたが年金が入るようになり打ち切られた

いつだったかも忘れたけど


書類には一応記入した

「扶養、仕送り出来ません」と

理由には
「多額の負債があるから」

家のローンも負債だよな?

と思い、それとパパの借金及び2人で作った借金の月々の返済額を

合わせて記入しておいた

もうひとつの理由には事実を大袈裟に恨み事を交えて書いた

境界性人格障害と診断されて治療に費用がかかるのと
父に関わると精神的に不安定になり状態が悪化するから」



でもあながち嘘でもない

裏にも書く欄があったのでもう少し詳細に書いてやった

「以前、借金の連帯保証人を頼まれたことがあり断りましたが
精神的に状態が悪くなり鬱状態になり、向精神薬の大量服薬と
リストカットをしたことがあります」
「ですので回答用紙に記載した電話番号はくれぐれも父には
教えないでください」



思い出してむっちゃムカついた


未遂に終わったが自殺を決行して大量服薬した直後にパパは

退職して社宅を出て引っ越した

私は精神病院に入院もした

ほんまに今度こそ飛び降りてやると言ったから

一度捨てた命だし、死んでもいいやと思ってた

でも結局現実と向き合うことになって鬱々と寝てばかりいた時に

父は私の状態を知りながらも連帯保証人の話をした

勿論断った

血は繋がってないが京都の祖母は死ぬまで父の借金やら

言葉の暴力やらで苦しんだ

それに、こいつほんまに父親か!?と思った


(続く)