心の隙間を埋めるもの 7

(続き)


私のアディクションの中には買い物依存もある

後先も金額も考えない

お金に余裕なんてないくせにどっさり買う

本だってあんなぶっといの、いつ読むんだ!?

今、日々の生活に追われてパソコンすら開けない

だからこれも携帯から書いてる

週刊誌の漫画すら7週間分を野積み

読めてないから

はよ〜読んで廃品回収に出したいのに

ほんまに何でこんなにバタバタしてるのか

ドラえもんの道具で「時間貯金箱」てのがあったが

鬱の時の時間を貯金出来てたらな〜と思う

それから疲れない体、眠らなくてもいい体が欲しい

あれだけ悩まされた不眠が自然に解消された

相変わらず何度も覚醒はしてる

トイレでなくても

今日も目が覚めたのは5時59分

くっそ〜って感じ

魚屋さんの白衣にアイロンあてずに寝てしまったから

起きてやることにした


怒りに支配されたらまず、強力なアディクション欲求が湧く

まずリストカット

その次、薬

その次、ギャンブル

その次、やけ食い

その次、セックス

その次、酒

その次くらいに買い物

自分の中で今、一番支障のないアディクションを必死で探す

あれもダメ、これもダメ…。

思い出したように買い物した

値段も見ないで4冊ピックアップ

それから値段を見て1冊減らした

だいたい5000円弱

勿論カード払い

ポイントたまるし


それよか後から気付いた

病気関連の本なら必要ないわけでもない

だから買っても差し支えない

と見事なすり替えと否認が働いた

3冊もどないすんねん…。

癪だからタイトルを記す

インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法」
1680円

「家族パラドクス」
1260円

「消えたい症候群」
1680円

最後に書いた本はタイトルで即決定

ミーティングで散々愚痴らせてもらい卸したんだが

モヤモヤと言うより昔の馴染みの感覚

眉間にシワがより、表情は険しくなる

拒絶反応との闘いでもある

そして鬱の入り口が見え隠れする

まさしく「消えたい」だったのだ


(続く)