オカンの手術 2

(続き)


かなり卑屈

それに来てくださいとパパが言われたことに対しても

そんなむちゃくちゃ言うなよなあって

家族が行くのは筋だし、私の盲腸の手術でさえパパは呼び出され

仕事を休んだ

だから仕方ないのは分かるのだが

娘が学校から帰宅するのが3時

手術開始が4時

三木市まで行くのに2時間近くかかる

どこでもドアがある訳じゃないのに無理である

昨日の時点で段取りもあるから先生に確認したら

先に書いたように特に来ないで構わないと言ってもらってた

なのに…!

病院も忙しいのが現状だとは分かるが

それはそっちの都合であって、普通の会社では通らない

申し送りがきちんとされてないことで振り回されたらかなわない

それでも診てもらうには強く言えない


7時半頃主治医から電話があり、予定通り済んだとのことだった

思ったよりは骨もしっかりしてたから

言ってたように座れるようにはなるだろうとのことだった

ふ〜ん…。


叔父からも電話があった

叔父は連休前より更にエキサイトしていた…。

やっぱりリーマスとセレニカRを1錠ずつ1日2回では無理か…。

眠れてるか聞くと、それは眠れてるらしい

でもかなり無理なことを言い出す

自分の昔行き着けだった食堂の旦那さんが鬱だから

次の水曜日の自分の受診の時に一緒に連れて行きたいと言う

いや、「行きたい」じゃないな

「行く」だな

だから初診は要予約だと言っておいた

しかも今は1ヶ月待ち状態だと

これも言葉をなかなか出させてもらえないくらい

エキサイトしてた

ようやっと伝えると
「くじらのすけちゃん予約しといて〜」

はぁ〜っ?

「本人か家族から電話するのが筋」

と言えば
「あんたも家族やんかー!」

更に、はぁ〜っ?

「ワシの友達で家族みたいなもんやから、ワシの家族の
くじらのすけの家族でもあるやんかー!」

はぁ…(*´Д`)=з

んで、その人の電話番号を言い出す

覚えられないと言えば
「一回で覚えー!恋人の番号やったら一回で覚えられるやろ!」

いやいや無理ですって…。


(続く)