やっぱ寝られへん(T_T) 1

睡眠リズムがガタガタで朝方まで寝付けない

だから朝起きたら最悪な気分

何とか『今日一日』と踏ん張って仕事に行く

毎朝、葛藤


その度に自分に言い聞かす

人のいい方ばかりで働きやすい職場

障害者なのに、お構いなく雇ってくれたこと

こんな有り難いことはない


大手に就職する話しが学生時代に持ち上がり

負けず嫌いだった私はなかなか納得出来なかった

他者と自分の違いも認められなかった

だから先生に
「皆と条件は同じですか?」

と聞いた

「同じ」

と言う言葉を信じたが裏切られたと感じた

入社試験は個別

新入社員教育もない

中級社員の頃にも中級社員教育もない

私は所属課を限定されてたから転勤願いも却下される

悔しくて仕方なかった

成績が悪いのに障害に甘んじて入社してしまった自分が

凄く嫌だった

自分を、自分の障害を許せなかった


お局さんのイヤミはキツかった

ただでさえ人からの評価を気にするから

ほんまに陰で泣いてばかりいた


パパと付き合いだしてから結婚を目標にするようになった頃

髪を伸ばし始めてた

二十歳を過ぎてたしお洒落もしてみたかった

実家にいた頃は自分の為にお金を使うこともままならなかったから

それでもトイレットペーパーさえ自分で買わないといけない

大手と言えどもまだ若かったので給与も大した額はなく

余裕がある訳ではなかった

実家でゴタゴタがある度消えてたし


お局さんとプライベートまで一緒がしんどくて

『絶対』とされてた食事会を断るようになった

かなりイヤミを言われながら

ビビりながら


ある時、髪を染めた

『金ない金ない言うてるのにようやるなー』

と言われた

引きつりながら
「8ヵ月ぶりに散髪したんですよ」

と言うも
「でも金ないのにようやるわ」

で、トイレに駆け込み号泣

なんでこんな悔しい思いせなアカンねん!?

と思った

未だに恨んでる


惨めだった

人並みにお洒落したいと思った私が悪いんやと

自分を責めた


ほんまに転勤したかった


(続く)