共依存のなせる業 3

(続き)


金曜日、パパには昨夜義母に伝えといてやと頼んだことを

念押しして送り出した

ひとつは住民税やらが高いので税金対策が取れないか?の相談

以前断られたが、義母にパパから伝えさしたかった

これだけ生活厳しいねんと訴えたかった

たくさん給料あげてると思ってるはず

だけど足りない

税金も高い

仕事で使う携帯の費用も給料込み込み

社宅でもない

あんたらが今の会社に引き抜くからや!

と言う怒りがまた噴出してるのだ

昨年、鬱を抜けてやっとそれらを過去にしよう

もう前向きに行くしかないな

と少しずつ思えるようになりつつあったのに

結局、固定資産税が減免の期限の満了を迎えたり

どんどん税金は上がるし

にっちもさっちも行かない

それもこれもあんたらのせいや

と言う怒り

その会社で給料を貰い、私も食べさせてもらってる

義母のポケットマネーで娘だけでなく

私もいろいろ買ってもらってる

だけど肝心の生活出来ないじゃないか!



半ば八つ当たりの気持ち

そして先にも書いたように

パパにもこの苦しみを味合わせたい

だから嫌な役回りを押し付けた


もうひとつは借金を精算すると言うこと

娘の預金を充てるのが筋だと言われてたから

これで文句あるか!との気持ち

何も努力してないと思われたら癪だから

義母にしたら努力してる部分は知らないんだから

努力してない部分しか見えないし


けどパパが出てってからハタと気がついた

これって立派なイネイブリングやんな?



にっちもさっちも行かないから悩みに悩んだ末のこと

今までもイネイブリングになるわと思うから

精算しなかった

義母も親友たちも利息が勿体ないと

私がイネイブリングについての心配を説明しても

分かってもらえなかった

私一人が意地になってるくらいにしか思われてなかったと思う

それはいつも感じてたこと

だから共依存が生まれる

依存症のことなんて

ましてや家族側になれば、その家族の回復についてなんて

世間は全く理解がない


(続く)