よせばいいのに 2

(続き)


パパを疑ってる気持ちが消えないとは伝えた

パパは
「小遣いの中で遊ぶのはかまへん言うたやないか!」

と言う

「ちょっと待て」
「誰がそんなこと言うた?」
「この前から何度も言うたよな?」
「スリップは許してもギャンブルすること許した訳ちゃうでて」

その後も止める気ないなら付き合ってられんとか話は続く

パパは
「俺かて止める気あるよ」
「だから徐々に回数減らして止めていこうと思ってるよ」

と言うから
「じゃアル中が酒徐々に減らして止めるからって出来るんか?」
「それが無理なんが依存症やろ?」

「お前はどうなんじゃ!」
「買い物とか」

それについては借金精算した時に取り決めたと言った

パパは更にキレて
「お前はカウンセラーか!」



違うっての

ただの依存症者やから徐々になんて無理って分かるんよ

馬鹿馬鹿しくてたまらんかった

なのに
「お前が怖いから家におっても居場所がない」
「行くとこないから行くしかないんや!」

の前半で凹んだ


これもアル中が飲む為にはいろんな理由づけをするのと同じやなと思った

ただ、私がパパを追い詰めたのも事実

今回に限って言えば最初から怖くはなかった

パパが休職になりほっとした

だけど鉄砲玉やり始めたのはパパだった

休職初日からやで?

こっちはまた転職前のようにパチ屋通いが始まったとすぐに思った

口に出さないようにした

だけど態度や顔は不機嫌を隠せない

下痢も治まらないし

私が怖いのはやましいことしてるからじゃないのか?

結局、止める気がないんやな


それでも私が悪いんやと子供時代からの思考回路にはまってしまった

泣いて寝れない上にアディクション欲求全開

仕方なしにリスパを飲んで寝た

翌朝の顔は酷かった


もうほんまね

離婚や!と息巻いてたが自分の非の方が大きいんか?と思ったら

萎えてしまった

準備しようと思ってたのに

もう水曜日の面談で助け舟があることを願う


ほんまね

私はどうしたらええんやろ


(続く)