やっぱり、なかなかやね 1

日曜の夜遅くまで話し合い別居を決めて

月曜にマンスリーマンションを探した

相場を調べた段階までしか進まず火曜に持ち越し

火曜はたまたま自宅付近が仕事の現場だったらしく

私が魚屋から帰宅してしばらくして荷物をまとめに戻ってきた

離婚を考えてた時に準備として娘の預金残をドカンと卸してあったので

そこから家賃と食費を渡した

また日曜には戻ってくるが

ほんまにことは動き始めたんやなと思うと

なんか心がざわざわした

あれほど一緒に居るのが辛かったのに

もう淋しいのか?

違う

不安なだけや

後、自分が出ずにパパを追い出す罪悪感

そう思おうと必死になった

ほんまは両方なんだと思う

依存対象が居なくなるのだから

こんなことでは先が思いやられるなぁ

と苦笑い


娘が帰宅して一緒に夕方から寝た

日曜の晩に眠れそうと書いたが

やはり眠れなかった

月曜も何度も昼寝の誘惑に襲われたが我慢

今日こそ寝れるわと思うも眠れなかった

娘も月曜に夕方寝させたらまた深夜2時近くまで眠れず

当然次の日に響き火曜も夕方から寝るはめに

娘は昨夜と今日、娘の布団で娘の部屋で

狭いのに一緒に寝てる

パパと寝るよりかぁちゃんがいいんだとか

不安にさせて申し訳ないよなぁ


昼間荷物をまとめて送り出したパパは

今、家で寝てる

会社では寝泊まりしないと約束したが

寝床が決まったか確認したら今日は会社でと言うから帰宅させた

何やってんやろ…。


マンスリーマンションは木曜に空きが出るので

それまでお金を使いたくなかったとか

そんな節約家なら日頃から節約してくれや


帰宅した途端、苛々ながらも胸のざわざわ感が消えた

あ〜ほんまに依存してるよな

情けない


約束を反古にしたのはパパだから

ほっときゃいいんだが罪悪感を助長する

周りの評価を気にしてる

今でさえ酷い扱いなのに会社で寝泊まりまでさせるなんて

そんな声を恐れてる

結局、私は自分の保身しか考えちゃいない

ちっちゃな人間だ

その現実は見たくない部分だった


(続く)