結局、私が悪いのだ

パパがカードの使い方をコントロール出来ないのは分かっていた

だから普段は持たせていない

でも何かの時にと家族カードは作ってある


この前も何かの買い物でカードを渡した

うっかり回収するのを忘れてしまった

ずいぶんしてから気がついて

しまったと思った

でも渡す時には借金するなと念押ししているし

借金したら離婚だと言ってある

だから大丈夫だろうとたかをくくってしまった


今日、明細が届いて記憶にない支払いがあり愕然

それからずっと捉われの身

パパを責める気持ち

自分がアホやったという気持ち


しかし、うっかりも出来ないのはキツい

なら最初から渡さないのが正解だと言われるだろう

その通りだとしても不満

何故、泥棒相手でなく伴侶相手にここまで神経を使わなければならないのか

パパも私の前では飲まないようにはしてくれてる

でも空き缶は放ったらかし

月曜日は冷蔵庫に冷え冷えの発泡酒

黙ってパパの鞄に入れておいた

起きてきたパパが
「これ持ってけってか?」

と苦笑しながら言うが

欲求を踏ん張った翌朝だったので
「なら金払うから捨てさせて」

と言ったらどうしたのか、捨てなかったが目の前からはなくなった


こんな風に本人でなきゃ、分からないしんどさはある

だから私もパパの気持ちも分かってない

けどお互い様だろう?

世間にだって酒は溢れてる

カード会社だって私がカード渡さなくてもそこらじゅうにある

それでも私が悪いのだ

「借金してね。使い込みしてね」

と言ったわけではなくても

本人にしたらそう許されたと取るのかも知れない


それでもそこまで神経使わなきゃならない理不尽さ

たまらん


パパに明日、その分のお金をテーブルに置いてとメールした

全く同じメールを2回目に送ったら

はい

とだけ返信

更に念押しで、しばらくしてから、忘れてたは無しでよろしくと送信

返信はないまま


なんで揉めるの分かってて使うかな?

でも

なんで揉めるの分かっててカード渡すかな?

なんだろうな

それでも不満

あんたは伴侶だろが!