闇 4

(続き)


その前に二十歳で付き合い始めてまだ2、3ヶ月の頃に

パパ実母達といざこざがあり

別れる別れないの事態になって

パパにはもう金輪際、親の所に行かないと約束してもらった

けど、内緒で連絡はしていたようだと知ったのは転職して

またパパ実母との付き合いが始まってから

裏切られた気持ちだった

仕方ないとも思ったけど


私は絶縁していたが、娘が生まれて

孫に会いたいか?とも思ったので

そこは自分も父親に面会してた時に母から僻まれたりしたから

会わさないってのは出来なかった

私からパパに言い出して

二人だけで会っておいでと私は相変わらず電話もしなかった


二十歳の時に
「お前の車をアテにしてアシにしとるだけや」
「遊ばれとる。あんな女別れ」

と会長に言われたことを根に持ってるから


確かに車ってのは便利だった

それに携帯のない時代だったから義母んちに行くにも別行動なら

義母達に私はどこどこに居るから

パパから連絡あったらそこに迎えにきてと伝えてもらうしかなくて

ややこしくならんようにとも思ってたけど

アシにしてると思われていた


それに

付き合って2、3ヶ月で、私はまだ二十歳で
「結婚する気あるか?」

と聞かれて
「はい」

と言えるかってーの

しかも母はビョーキバリバリ全開

入退院の繰り返しの日々で

しかも私は障害者って言うコンプレックスがあった

『こんな私が結婚なんて人並みなこと望んだらアカン』

とずっと思ってた

ほんまは結婚願望バリバリやったのに


なので私は別れる別れないの事態になり

それから恨んだまんま

なのにパパはそんな親に転職話を持ちかけられたら

ホイホイと乗ったのが許せなかった


きっとあの頃から感じてた

『パパを取られた』

って

嫁姑戦争かっちゅうの…。


それから仕事も休みはかなりなくなって

更に子供もいるのに頼れなくなって

私はそれが受け入れられず

自殺しようと大量服薬

自傷も始まり酒も乱用


(続く)