嫁姑戦争、終戦? 1

会社がヤバい話から、何故か嫁姑戦争に発展した今回

パパの返事で一応の終戦を迎えた?


ことの発端は月曜日、会長がパパに
「会社閉めようと思うんやけど、お前どうする?」

で始まった

社長になって2年

「お前の好きにしたらいい」

と言いながら無茶苦茶口を出してきた会長

パパに考えてやれと言いながら、やれば覆すの繰り返し

火曜日の晩にパパと話した時にパパが笑いながら言ったくらい
「今の会社に移ってからの鬱の原因の殆どは会長やで」

ワンマンで頑固者でどうしようもない

時々とんでもないボケをかます

しかも権力持ってるから厄介だとパパは言っていた

その伏線もあり〜の


パパは会長が居なくなるんだと思った

閉めると言ったから

そこでどうすると聞かれたから
「続けます」

と答えた

ひとりでの気持ちで
「会社の名前どうする?」

に対外的にすぐ変えるよりと思ったパパは
「そのままで」

そこで会長が
「そしたらワシの名前も残しといた方が何かと都合ええから」

と言い出した

パパは
『なんや、閉める気ないんか?』

の疑問


それから
「給料カットしな今のままでは来月いっぱいしか家から持ち出し出来ない」

話が出てパパは当然いくら持ち出していたか具体的に聞いた

今まで母親にも聞いてきた

経営が悪化した1年前から

けど答えは
「まぁ今月は大丈夫」
「トントンくらい」
その繰り返しだった

社長だからと責任を言う割に、経理については始終その有り様


それでも家庭に話を持ち帰り相談することになったと

月曜日の夜中からから火曜日の朝にかけてメールが入り

火曜日の晩に話し合った


私は先の見えない会社で続けて

親の自慢する、『負債は一切ない』の状態のうちに転職が無難だと踏んだ

パパも半分はその気持ちがあったが

転職先も決まってないのに嫁に転職したいと言い出せなかったと途中に言った


従業員に解雇の通告は最低でも1ヶ月前

最終週の月曜日に聞いたばかりで来月いっぱいしか給料は今までどおり出せない

閉めるか、給料カットでも続けるか

その選択を迫ったのは会長


(続く)