娘にも神さまはついている 2

(続き)


朝からメールが入り、整体か病院か行きたいから

整体は開いてるか?

保険証はあるか?

の問い合わせだった

整体は予約優先だがお金と私の診察券を渡すことにして

月曜日は娘を学校に送ったら仕事前は5分しかない

だから大急ぎで自宅に寄り渡す

保険証はこないだから個別になってパパは確か財布に入れていただろ?と答えておいた

夜に確認したら内臓が傷んで位置がズレたから

骨もズレたらしい

ストレスですかね?

ストレス感じてくれたらいいわと意地悪に思う

でなきゃ私はあまりに苦しい


それはそうと、朝からそんなぐだぐだな気持ちで仲間には返信兼ねて泣き言メール

でも派遣の面接とは名ばかりの登録会に行ってもきた

4年前にも登録会は行ったことがあるが

今回の会社は『面接』と言うもんだから型遅れのスーツを引っ張り出して着ていった

他の人はラフな格好だった

拍子抜け

とりあえず登録はした

後は仕事があるかないか


梅田に着いた時から頭痛が酷くなり眠気もピークに

でもセデスは持ち合わせてなかった

帰宅してから服用

動かなきゃならなくなったから


梅田からうちの最寄り駅に到着し

ライフにて買い物をしようと思った

次の土曜日は本当の面接

の、はず

書類選考は通過した試験のお手伝いの方

採用されたら靴はうるさくないようにか細かい規定があった

黒はたくさんもっているがヒールがダメとかで

買うしかない

ヒールはない方が私も楽だからライフなら安いのがあると寄ったのだ


でも買い物前に朝、仲間に思いつきをメールしたことを思い出す

娘は離婚したら転校になる

ずっと心が痛かった

母が狂って家を買うから転校と言われたことがあり

しかも私と弟だけで近所に挨拶回りもさせられた

うちに家を買う能力などないことは子供の私にはわかり得ないことだった

本当に悲しくてやりきれない中の挨拶回りだった

近所の人に質問されても分からないし

元気でねと言われても悲しくなるだけ

結局、母が止めると言ったのは

その物件は火災で死者が出たと判明したから

これにもオマケ話もあったりする


(続く)