娘にも神さまはついている 4

(続き)


不動産屋からだいたいの場所は聞いたので

娘と不動産屋に向かうまでに

「ここやったらどうする?」

と言いつつ、かなり古〜いアパートみたいなのを外から見て話した

娘は転校よりはいいと

結果はそこではなくて、今の秘密基地よりはかなり古い

昭和57年築の物件ではあるが

風呂トイレはセパレートだし

和室だった

間取りはここと同じく1DK

でも古いのが伺える

和室ってだけでなく風呂はタイル張り

キッチンから和室まではドアでなく硝子の引き戸

ゴキブリ出そうだが

今は2階と4階と空いてるそうだ

荷物大変だから勿論2階だな


ただ、前回より悩むのは引っ越し日

これから引っ越しシーズンと昨日聞き

希望の引っ越しと、来月末までに引っ越しできるか

その兼ね合いに頭を悩ます

しかも退去の申し出は今週中

ぐあっ!

時間がない!

見積りに来てもらえんかったらアウトである


ただ、不動産屋に手付けが流れたとしても構わないから打とうかなと言ったら

こちらも知ってる人だからそれは可哀想だし

うちが預かってる物件だからキープしといてあげるとか!

来月に引っ越し出来たらいいがなぁ

とりあえず退去の申し出だけはしておく?

で繋ぎの期間ホームレスになったりして…。

し、洒落にならん…。

少ない脳みそ総動員で考え中〜

とにかく明日見積り依頼だ!


けど、物件あって良かった

自宅からと秘密基地からと

二ヵ所からの異例の引っ越し

これまた費用もかかる話だろう

それでも娘が本当に嬉しそう

私も嬉しい

一気に元気が出た

かぁちゃんは、やるでー!

娘にこんなに心配かけたり

いくら転校にならなくても悲しい思いもさせるのだから

やっぱり私が自立をきちんと経験しなきゃ

何回も揺れる

凹みもする

けど、こうしていろんな道は用意されている

後は私がどれだけ行動するか

ホームの仲間に言われたように

流れに逆らわないこと

この仲間もミーティングの後に私にそう伝えてくれた

この手術をやり終えたら

またきっと新しい道も開けるだろう

信じてなきゃ、寝込むわ