過去最低最悪で最高の引っ越し 1

朝の7時前には仲間がひとり遠方より来てくださった

その前に私は秘密基地と本部を2往復

残りも袋にとりあえず詰めて万全とは言い難くも体制を整える

娘も5時起き


仲間到着から数分

引っ越し屋から電話

配車の手配ミスで8時になってたとか

1時間遅れのスタート

なので自宅にも行く

パパはまだ寝てたのを起こす形に

仲間もくるからと掃除も頼んでいたが何もしてなかった

できなかったんだろうな

パパは受け入れられてないみたい

仲間もそう言ってた

私は夏の別居から、ああでもない、こうでもないといろんなことを

これでも考えてきた

けどパパにしたら、こうなるとは予想だにしなかった

私だって8割は自宅に戻れるもんだと信じてやってきた

けど、心にもう嘘をつけなかった


自宅のものをとりあえずまだ持ってけるもんは持っていった方がいいと

仲間の提案で詰め込む

買えばまた金が飛ぶから

パパの使うだろうもんは残したが


それから秘密基地へ戻る頃

もうひとりの仲間到着

9時過ぎ


それからも待てど暮らせど引っ越し屋は来ない

五十日で道が混んでるにしても遅すぎる

それでも分かち合いもできるから待っていた

しかしあまりに遅すぎる

配車担当に電話

繋がらない

仲間がきっとよそで引っ越ししてから来るんだよ

と言う

昨日の夜に確認電話もあった

7時スタートと

8時と間違えるはずがない

コールセンターに電話する

配車担当から折り返しといいつつ

半時間以上たってもかかってこない

またコールセンターに電話

またかかってこない

ブチキレて
「暴れるぞ〜!」

と仲間と言う

仲間も
「うちら何のメンバーや思てんねん」

と笑ってた

ほんまこっちゃボーダーじゃ〜!


最後にコールセンターにかけてキツく言う

「よそで引っ越しやってるやろ?」

も言う

何回かけてもかかってこないのも言う

「今後このようなことのないように致します」

と言うから
「他の客でないのはどうでもいいわ。」
「とりあえず今困ってんねん!」
「手伝いの人間も早朝から来てるのに!」


続く