安心して眠れることの大切さ 1

娘をとりあえず9時に布団へ誘う

まだ寝付けない娘と少し話をしていた

まだ起きてるが9時半になったからお口チャック


安心して眠ることの大切さを話しているうちに

掘り起こしてしまった子供時代


高校の時にはいつも具合が悪くて保健室ばかりいた

皆勤賞を狙っていたからとりあえずは授業の始めにはいるが

大抵はお腹が痛くなってトイレもまだ恥ずかしく

具合が悪いからと保健室へ

その前にトイレでピー


皆勤賞を狙っていたのは望んだ高校に入れなかったから

こんな高校嫌だから一日でも休んでしまったらなげやりになって

中退してしまうと

白黒思考の極みで頑張った

けど、ある先生は厳しかったのか

皆勤が飛んでいたのが3年生の学期末に判明

欠課がついていた

他の先生は授業の始めにいたらつけなかったが

その先生は違った

家庭事情を考慮して頑張ったと

そんな私に卒業式では卒業証書授与の代表をさせてくれた

舞台の上で気を失いそうだった

本来成績の良い人や、生徒会などで何かしら活躍した人の役割だった

こんな成績も悪くしょーもない人間なのにと

とても怖かった


高校生になってから母は入院が増えた

それまでは1年置きに躁になるだけだったのだが

アルコールも進行したのか数ヶ月に1回のペースで躁になった


入院してくれた方が楽だった

入院までの2、3ヶ月が一番しんどかった

近所がたまりかねるまで

警察沙汰になるまで

待たないと仕方なかった

任意入院は母はしなかったから

医療保護入院をするにはそこまで待つしかなかった


その間は母は活発だから夜もおちおち眠れない

暴力的にもなって家も夜中に追い出される

弟と犬のボクを連れて河原で時間を潰したこともあった

祖父の家で叔父にかくまってもらっていたこともあったが

母は怒鳴りこみにもきた

だから親友の家にも1ヶ月以上、居させてもらった

ママはまだ受け入れてくれたが

弟が逃げた友達の母親は

その子供の成績が下がると嫌がった

それでも弟もそこに居させてもらうしかなかった

ママは弟も呼んでくれたが

弟が嫌がったから


(続く)