ステップ11 「2」

(続き)


もう夜は寝れないならば仕方ない

昼寝出来るようになっただけマシだから

昼寝すりゃいい

けど

それを冷静に伝えて許してもらえるかが問題


仲間にはとりあえず半年近くはミーティングだけで

後はボチボチとアドバイスをもらった

それもなかなか難しい

それがパパに許されるか

まぁそれなりに元気ならば

家事も全くしない訳でもない

洗濯はこの最悪なコンディションですら出来ている

全自動だしな

炊事はさすがにストップした

今夜は娘と二人だったからカップラーメン

昨日はパパも承諾したから

片付けも長引いたしでカップラーメンと冷凍おにぎり

パパは娘のことは以前からやってくれるから

遠足の弁当も作ってくれた


頭の何処かではわかってた

パパが特別悪者でないこと

ただ病気の部分もしんどくさせてくれるけど

それも私がいらぬ責任を取らなかったら済む話

しんどくさせているのは自分の心

寝れないことが

体が母親との生活を思い出すから

しんどいだけ


今、おかしいながらにまともなんだよ

痛みを痛みと感じられてるんだから

ごまかさなかったらここまで、しんどいことだった

怖いから

攻撃して防御して

それがサバイブする方法だったから


もう立場をわきまえなきゃいけないから

出戻った人間だから

自己主張はしない方がよいのは確か

だけど物音が怖くって

寝かせてという自己主張も出来ないのはしんどいな


どこまで耐えられるのか謎だけども

壊れるまで耐えるしかないわ

私が何か言える立場じゃないもんな


実家に戻れようはずもないのに戻りたい

もう売っぱらってないのに


父親とも暮らせる訳もない

それに子供の学校もあるからそうそう避難すら出来ないでいる

子供を置いてだけは出られない

私は、弟は放置された痛みも知ってるから


自分で力をつけて

本当に居場所が欲しいなら


娘は少し昼寝したにも関わらずすぐに寝た

娘が安心して眠れることだけが今の私の救い