訃報

昨日、発熱してヘロヘロしてたら仲間より電話

仲間の通う某クリニックの元院長が亡くなったそうな

このクリニックは母が繋がったクリニックだった

母の主治医は今は柏原で開業されてる先生だったが(最初、大嫌いだった)

院長先生には私も診察をしていただいたこともある

あの頃は二重受診とかあかんの知らんかったから

母のこともあるしでそちらにも行っていたのだ

後はACミーティングに

今はクリニックを辞められて作業所のワーカーをしておられる方が担当してくれていた


院長先生は享年76歳だったそうだ

そんなにいってたんやと驚いた

たぶん、もう10年以上はお会いしてないが

当時も若々しい方だったから


仲間が言ってた
「お父さんみたいで」

そうやねんなぁ

私もその気持ちわかるよ

私の主治医は今はもう違う先生だ

こないだ(と言っても先月か)の診察でも言ってきた

「先生や看護長に対しても父親を投影してますよ」

先生は元居た病院のやーさん達から
「『兄ぃと呼ばせてください』とか言われたこともあったなぁ」
「みんなの中で医者と言うよりいろんな役割をしてるんだよ」

って

アル中業界はそんな風に不思議な関係が生まれる場所

仲間が主治医だった亡くなられた院長に対してそういう気持ちを抱いたの

だからよくわかった


仲間とはほんの少ししか話せなかったのだが訃報はやはり悲しかった

うちの先生と同じくライフワークだったんだろう

病院で倒れられたそうだ

お盆に亡くなられたそうだが、聞いたのは昨日

どれだけ私が動けてないかが証明される(苦笑)


言うこと聞かんアル中を相手にしてきて、それでも最期まで付き合ってくださった方のひとり

私も離れて長い上、まだ実感もわいてはいないんだが

多生の縁で関わっていただいたのだ

そういや、家族の立場だった頃に保健所の酒害教室でも関わっていただいたっけ

感謝を現す機会ももうなくなってしまったけども

仲間が言ってたように飲まないで乗り切ることが一番なんだろうね

院長は私のことなんか忘れてらっしゃるだろうけど

長い間お疲れ様でした

ご冥福をお祈り致します