出られへん 1

寝ようと試みているからというのもあるが

寒いのと怖いのとで布団から出られへん…。


足の先が冷えて、ゆたぽんも使ってるけどダメだ

やっぱり湯たんぽ作ろうか…。

また全身が痛いのだが、脚は運動会後の痛みに発展しかけてるし


やっぱりあらゆることが怖くて仕方ない

最初、奥の方の感情が表面の方に上がってきてて

その奥の方の感情は皮を剥いだ肉のようで

触るにも痛いわ、放置しても痛いわで

もうほんと持て余す

誰かと関わればその剥き出しの肉に触れられたみたいになる

触れられるのが怖くて身構えて、緊張も解けない

非常に疲れる

ふぅっと眠気がきても、剥き出しの肉が疼いて眠気も逃げていく


弟にメールしたら風呂に入ってたと1時間して返信がきた

かけたら今からメンタルクリニックとか

ちょっとだけ忌引き休暇について話しかけたら、受付がギリギリみたいだからまた後でと切った

弟も
「融通のきかん会社やのぉ」

と鼻で笑っていた

自分の甘えを正当化しようが、あの会社じゃ通用しないのはわかってるが

やっぱり自分だけでなく、旦那や弟もそう思ったって共感があって

ちょっとほっとした

きっとみんなもっとうまくやってるんだろうなぁ

有給休暇がなくなってからも体調不良な時とか
「休みはったらいいですやん」

とか言われてきたし

そら会社に迷惑はかけるから極力は休まないのが当たり前だけども

機械でも故障するんだし、私はガタガタの欠陥品の人間だし

身体面だけでなく、精神面の方もガタガタだし

他の人ならどうせ迷惑かけて休んだんだからと、切り替えるんだろうなぁ

それにこんな状態で仕事無理なんだけど…。

体温下がってんのか寒いし全身痛いし

不安定ですぐ泣けてくるし

無理してでも仕事に行っておけば、体はしんどくても気持ちは楽だったかもしれないが

剥き出しの肉がいつ血を出すか

母の余命宣告を受けて、転院が決まるまでや

こないだの精神不穏状態にせよ、ずっとギリギリのギリギリもいいところで踏ん張ってきて

母がちょっと落ち着いた途端の祖父の死で

もう剥き出しの肉すらすり減ってきた

食べても食べても体重も増えてこないしな


続く