いよいよ 3

続き


それで、タイトルの『いよいよ』だが

昨日、母の主治医とも話しがあった

最近足がかなり痛むらしく、もしかして転移かも知れないとか

きちんと調べは出来ないのだが

これらの検査も多分、生活保護なら難しいんだろう

治療でも高度医療は無理だしな

国のお世話になってるから仕方ないが、傲慢なことを言えば
「貧乏人は死ね」

ってか?

だけど違うんだよな

やっぱり

ここまで何十年も面倒を見てもらった

本来私ら身内がしなきゃならないことを

それをしてたら、私は今の家庭も生活もなかっただろうし

歪んだものの見方はいけないな


で、昨日朝からオピオイドを使い始めたと報告があった

医療用麻薬の段階に入った

本人食事もまだ自分で取れているので、どこかで死なない気がしてきていた

だけどやっぱり進行してんだよな

腫瘍マーカーも通常は50くらいらしいが

こないだまでで600台

それが最近急に上がって1000を超えたとか

確かに頭の皮膚の腫瘍も以前より成長してた

残り時間は後どのくらいだろう?

「今すぐどうこうはないと思います」

とは言ってたけど、じぃちゃんが連れてくかもなぁ


母のベッドの側のあるワゴン?にゲロした時受けるやつが置いてあったから

吐いたん?と聞いたら、昼ご飯の後にしばらくしてから吐いたとか

主治医もオピオイドの副作用がすぐに出たとは思えない

腸炎かも?数日様子を見ますとか

だけどモルヒネならネットで見ると、飲んで速攻副作用な人もいたしなぁ

本人、晩御飯は食べたくないとかで、お茶漬けしたいと言うから

弟とスーパーで漬け物を買ってきた

味見させたら
「あんまり美味しくない」

とか

気分悪い時だからかも知れない

とりあえずとりわけ容器も買ってたし、弟にも持ち帰らせた

弟は明日まで休みだから、今日か明日また行ってくれるとか

私は土曜日娘の発表会だし、やっぱり来週火曜日かな

もっと体力があれば明日行くんだけども


吐いて体調悪いのと、父親の死で気持ちが沈んでるのとで
「じぃちゃんが迎えに来てんのかもなぁ。『○っちゃん、一人は寂しいわ』て」


やっぱりあんまりのんびり出来そうにないな